2010年04月19日
「記者会見開放」フリー記者ら声明
19日午後、首都圏のジャーナリストら70人が“呼びかけ人”として名を連ねる「記者会見・記者室の完全開放を求める会(会見開放を求める会)」が東京都千代田区の日本プレスセンターで記者会見を開き、全国の官庁記者会見の開放や記者室の使用自由化などを訴えた。
同会は今月発足。大手メディアの現役記者を含む70人が「報道の自由」「知る権利」の健全な実践を目指し、立場を超えて同旨の訴えを続けていく考えで活動を始めた。同日の会見に併せて全国の新聞・通信・放送231社に「記者会見・記者室の開放に関する申し入れ」を一斉発送、官庁記者会見での質疑の機会を記者クラブメディア以外にも広く開放することなどを求める要望を寄せた。各社には22日までの回答を求めている。
19日の会見には既存メディアの記者を含む110人超が参加。呼びかけ人の中から、ジャーナリストの寺澤有さんや岩上安身さん、ビデオジャーナリストの神保哲生さん、新聞労連中央執行委員長の豊秀一さんなどが“同業者”を前に記者会見の開放などを訴えた。会見のいわゆる“主催権”はどうあるべきか、などについて活発な質疑応答があり、大手メディアの朝日新聞や共同通信などからも質問が飛んだが、同日の模様が新聞やテレビなどで報じられるかどうかはわからない。 (ん)
【記者会見・記者室の完全開放を求める会】 http://kaikennow.blog110.fc2.com/
Posted by 北方ジャーナル at 22:50│Comments(0)
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