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2009年10月09日

3連休、市民参加の演劇で“繋がり”を考える

3連休、市民参加の演劇で“繋がり”を考える
老若男女が“繋がる”舞台に「ぜひ観に来て、一緒に考えて欲しい」と、劇団一揆の椎名結実さん

 本誌の発行元が拠点とする札幌市東区の元町地区には、札幌市の劇場「やまびこ座」がある。行政がつくった演劇専門の施設として全国的にも珍しく、児童劇を中心に地元の劇団の利用が多い。地下鉄駅にも近いとあって、芝居好きの市民が足繁く通う市民劇場だ。

 その「やまびこ座」で10月10日から2日間、旗揚げ15周年を迎えた市内の「劇団一揆」(白石区、橋田志乃舞代表)が出演、一般市民らをキャストに加えた意欲作を上演する。

 作品『繋ぐ』(橋田代表作)は、1986年11月に起きた伊豆大島・三原山の噴火を題材に、全島民避難が実現するまでのドラマを“人と人の繋がり”という視点で描いた。物語の規模に合わせて一般市民から多数の出演を募り、下は小学生から上は50歳代半ばまでの約30人が舞台を踏む。

 公演を控えた劇団員の椎名結実さん(26)は、「人と人との関係が稀薄な時代だからこそ、いろいろな人たちが力を合わせて生き抜く姿に眼を向けて欲しい。一人のヒーローではなく、みんなの力で世の中が動き、今に繋がっているわけですから」と話し、多くの人たちに関心を持って貰いたいと呼びかける。

 公演『繋ぐ』は、「やまびこ座」(札幌市東区北27東15)で10日(土)13時30分、同18時30分、11日(日)13時30分、の3回上演。当日2000円、前売り一般1800円など。問い合わせは、劇団一揆(011-872-0086、 ikki@hot.dog.cx )。
(ん)



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