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2009年07月18日

「土用の丑の日」を先取り

「土用の丑の日」を先取り

「シーラ・Eはイーラシー」という下ネタが中学時代に流行ったものだが、3連休中の北海道は天候に恵まれないラシー。だが、それもまた良し。天候が悪ければ富良野へラベンダーを見に行ったり、積丹にウニ丼を喰いに出掛けたりもできない。よって父ちゃん、「残念だな~」と浮かない顔を演出しつつ、朝からビールや焼酎をガブガブしてゴロゴロできるわけである。

 ここのところ疲れが溜まっているせいか右目の瞼がピクピクしていたり、昨秋の交通事故で首を捻って以来、痺れが止まらない左手指の状況が悪化している筆者としては、ここは断然、体を休めつつ滋養のあるものを摂らねばならない。そういうときは何を喰うか。日本人なら米の飯、明日が「土用の丑の日」ということなら何度も繰り返すが、ここは断然、鰻丼なのである。

「土用の丑の日」を先取り 本州在住の義母の好意により、我が家には定期的に「ふるさと小包」が配達される。誰かと違ってブレてはいないが何かちょっとズレている鳩山弟をはじめ、各界各層から激しい非難を浴びている日本郵政グループもたまにはソツのない計らいを見せるのであって、「土用の丑の日」という一大イベントを前に、我が家には何と鰻が届けられていたのである。

 鰻のパッケージには湯煎や電子レンジでの調理法が記載されているが、ここは断然、酒蒸しなのだ。熱したフライパンに鰻の豊満な肉体を横たえたら日本酒を適量ぶっかけてフタをし、芳香が漂ってきたらフタを外して水分を飛ばしつつ追加のタレを投入。鰻はフンワリと仕上がり、ちょっと焼きを入れたタレがこれまたウマウマなのだ。

 丼に豪快に盛られた炊きたてご飯は日本人の口福の象徴であるが、敷き詰められた鰻でそのご飯がまるで見えないという光景は、僥倖以外の何ものでもない。いやいやいや、旨かった。明日は「土用の丑の日」であるからして、また鰻丼を喰うのである。(ひ)


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