2009年06月27日
民主党、大通公園で街頭演説 逢坂誠二タレント知事を斬る!
民主党北海道は6月27日、次期総理への期待が高まる鳩山由紀夫代表など道内選出国会議員を集め、札幌・大通公園で街頭演説会を開いた。
会場には約5000人の支持者が集まった。次期衆院選で道内区全勝を目指す各候補をはじめ、道内で選挙協力する新党大地・鈴木宗男代表も演説に参加した。鳩山代表も真剣な表情で政権交代を訴えたが、この日出色だったのは道8区選出の逢坂誠二衆議。以下はその街頭演説である。
(ご)
お集まりの皆様、ご苦労様でございます。ご紹介いただきました、衆議院議員、逢坂誠二でございます。本当に多くの皆様にお集まりいただいて、まさに政権交代、絶対やらなきゃならないんだ、そういう気持ちを改めて私も強く感じている所でございます。みんな、頑張ろうじゃありませんか。
さてみなさん、わたくしは22年間、自治体の現場で仕事をして参りました。その自治の現場で仕事をするということは、地域の問題を私たち自らが考えて、責任を持って解決し行動していく、極めて大事な仕事であります。そしてこの自治というのは、日本の民主主義をつくる、極めて大事な基礎になるものなのであります。そんな考え方から、わたくしどものこの国では、分権国家を作っていくことが大事なんだ、分権型社会を作ろう、そういうことでこの15年あまり、やってきたのでありますけれども、市民のみなさん、本当に今、政権与党が言ってるように、分権国家なんて出来ていると思いますか。全く逆なんですよ。
特に、小泉政権がスタートして以来、何が起こりましたか。市場万能主義だ経済効率性だと言って、地域が切り捨てられ、医療や教育も福祉も、みんな惨憺たる有様じゃありませんか。
そして、さらに極めつけは、誤った三位一体改革によって、6.8兆円も財源が減らされて、自治体の財政、今はもう、火の車を通り越している。とんでもない姿になっているじゃありませんかみなさん。
私はこうした、今の自公のやり方、これに危機感を持って、2005年、自治の現場から国政へと軸足を移し、何としても国民本位の政治を実現しなければならない、そういう強い思いで今、国政の場に立っている訳であります。
しかしみなさん、この、自民党や公明党のみなさん、こんなひどいことをやってきたのに、いまだにまだ、自分たちが分権型社会をつくれる、そんなことを言ってるんですね。
わたくしは22年間、自治体の現場にいて、あの人たちが何をやってきたか、具に知っています。強制的に合併をさせて、田舎を切り捨てた。自治体の財源をどんどんどんどん、小さく細くしていった。あるいはまた、小さな自治をないがしろにして、この国家の基盤を危うくした。こんな人たちに、本当の分権国家なんて、作れるわけないじゃありませんか、みなさんどうですか!
そしてみなさん。あの人たちは更に、とんでもないことをやろうとしているんです。それは、民主主義や分権、自治などといったものに、ほとんど経験のない、単に人気だけがある、そういう知事さんを担ぎだして、「私たちが分権をやるんだ」なんて言ってるんですよ! こんな国民を馬鹿にしたことがありますかみなさん!
そして、多くの人は知ってるんです。今回、あの知事さんたちを担ぎ出すのは、国民のためでも分権のためでもない、自分たちの政権維持のためにやっているんだ! それみんな見透かしているじゃないですか!
こんな人たちに、もうこれ以上政権を任せておく訳にはいきません! 何としても政権交代をして、この日本の大掃除をすること、大掃除をして、国民本位の政治を取り戻す! そのことのために逢坂誠二、北海道から総理大臣を出す、鳩山代表と共に、火の玉になって頑張ります! どうぞよろしくお願いいたします!
(ご)
Posted by 北方ジャーナル at 21:38│Comments(1)
│政治経済
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