2009年02月22日
「ポメラ」使ってみてどうなのか
(1)旅先でのテキスト入力に便利
今や取材する人間にとって必携品となりつつあるデジタルレコーダー。旅先でこれを使って文字起こしする際に、ポメラが大変役に立つことがわかった。
実に細かいことで恐縮だが、筆者が使っているレコーダーはWMA(ウインドウズメディア形式)で保存されるタイプで、これまで旅先では1台のノートPCを使って入力していた。
ヘッドホンをして、ウインドウズメディアプレーヤー(WMP)で再生しながらテキストを入力するのだが、正確さを期すため、数秒ずつ戻りながら何時間もかけて、音声を文字にしていく。しかしこの際、いちいちWMPとテキストエディタのウインドウをそれぞれアクティブに切り替える必要がある。これが結構手間がかかるのであり、会社などでこれを行なう場合、[音声再生用]と[文字入力用]の2台のPCで作業を行なっていた。もちろんレコーダー本体から直接音声を聞くことは可能だが、WMPの画面上で見た方が分かりやすいし、時間を飛ばすのも簡単だ。場合によってはレコーダー本体の小さなボタンで停止と再生を繰り返しているうちに、うっかりデータを消してしまう可能性もあり、恐ろしいのでほとんど使ったことがない。
そこで旅先ではノートPCで音声を再生し、入力はポメラで行なうのである。先日帯広で実験してみたが、なかなか快適であった。まあ、一般ではこんな作業はやらないのではないかという気がするが。
(2)ATOK「予測変換」がないのはちょっと…
筆者は元Macユーザーで、「漢字Talk7.5」時代からATOKを使っている。最近はウインドウズがほとんどという状態だが、それでもATOKがなければ文章が書けないと思っている。そういう意味ではATOK搭載のポメラは素晴らしいと思うのだけれど、いわゆる「予測変換」が使えないのは辛い。
例えば「ちょっと」と入力するとしよう。入力はCHOTTOとなるだろうが、これが指に勢いがついてCHOTTTOと「T」をひとつ余計にタイプしてしまうことがある。そういう際でも予測変換があれば、自動的に「ちょっと」に直してくれる(もちろん予測変換はこれだけではない)のだ。MS-IMEにも同様の機能があるようだが、ポメラではこれが使えないのである。
正確なタイピングが出来る人なら関係ないのかも知れないが、ポメラを使ってみると、自分がいかにこの予測変換に頼っているのかがよくわかる。忙しい時には結構いらいらする。
(3)テーブルが低いと…
バックライトなし、文字サイズを3段階で変更出来るポメラだが、ラップトップ(膝の上)で使用するのは少々キツい気がする。やはり座った状態で、腰から胸の高さにポメラがないと、画面が読めない。
出先には様々な高さの場所があるのであって、例えばホテルのロビーにあるような低いテーブルでは、文字サイズを最大にして画面をのぞき込まなければならない。これはかなり疲れる姿勢である。
まあ、今後この手の端末が各社から登場してくるのではないかと思う。そこでどのような進化が見られるのか、ぜひ注目していきたいものだ。 (ご)
今や取材する人間にとって必携品となりつつあるデジタルレコーダー。旅先でこれを使って文字起こしする際に、ポメラが大変役に立つことがわかった。
実に細かいことで恐縮だが、筆者が使っているレコーダーはWMA(ウインドウズメディア形式)で保存されるタイプで、これまで旅先では1台のノートPCを使って入力していた。
ヘッドホンをして、ウインドウズメディアプレーヤー(WMP)で再生しながらテキストを入力するのだが、正確さを期すため、数秒ずつ戻りながら何時間もかけて、音声を文字にしていく。しかしこの際、いちいちWMPとテキストエディタのウインドウをそれぞれアクティブに切り替える必要がある。これが結構手間がかかるのであり、会社などでこれを行なう場合、[音声再生用]と[文字入力用]の2台のPCで作業を行なっていた。もちろんレコーダー本体から直接音声を聞くことは可能だが、WMPの画面上で見た方が分かりやすいし、時間を飛ばすのも簡単だ。場合によってはレコーダー本体の小さなボタンで停止と再生を繰り返しているうちに、うっかりデータを消してしまう可能性もあり、恐ろしいのでほとんど使ったことがない。
そこで旅先ではノートPCで音声を再生し、入力はポメラで行なうのである。先日帯広で実験してみたが、なかなか快適であった。まあ、一般ではこんな作業はやらないのではないかという気がするが。
(2)ATOK「予測変換」がないのはちょっと…
筆者は元Macユーザーで、「漢字Talk7.5」時代からATOKを使っている。最近はウインドウズがほとんどという状態だが、それでもATOKがなければ文章が書けないと思っている。そういう意味ではATOK搭載のポメラは素晴らしいと思うのだけれど、いわゆる「予測変換」が使えないのは辛い。
例えば「ちょっと」と入力するとしよう。入力はCHOTTOとなるだろうが、これが指に勢いがついてCHOTTTOと「T」をひとつ余計にタイプしてしまうことがある。そういう際でも予測変換があれば、自動的に「ちょっと」に直してくれる(もちろん予測変換はこれだけではない)のだ。MS-IMEにも同様の機能があるようだが、ポメラではこれが使えないのである。
正確なタイピングが出来る人なら関係ないのかも知れないが、ポメラを使ってみると、自分がいかにこの予測変換に頼っているのかがよくわかる。忙しい時には結構いらいらする。
(3)テーブルが低いと…
バックライトなし、文字サイズを3段階で変更出来るポメラだが、ラップトップ(膝の上)で使用するのは少々キツい気がする。やはり座った状態で、腰から胸の高さにポメラがないと、画面が読めない。
出先には様々な高さの場所があるのであって、例えばホテルのロビーにあるような低いテーブルでは、文字サイズを最大にして画面をのぞき込まなければならない。これはかなり疲れる姿勢である。
まあ、今後この手の端末が各社から登場してくるのではないかと思う。そこでどのような進化が見られるのか、ぜひ注目していきたいものだ。 (ご)
Posted by 北方ジャーナル at 14:26│Comments(0)
│どうでもいい話
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