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2009年01月27日

北見新市政に注目



 昨年12月21日に投開票が行なわれた北見市長選挙で、前職の神田孝次氏を破って初当選を果たした小谷毎彦市長。少数与党となるだけに議会対策で苦労は避けられないが、明日28日から第1回臨時会が始まる。「政争のマチ」で新市長がどのような舵取りを見せるのか、注目される。

 小谷市長は、北見市政における長年の懸案である市庁舎建替問題については、現在地でコンパクトに新築する方針だ。「まちきた大通ビル」(旧きたみ東急百貨店)や総合支所を活用することで、現市庁舎に隣接する北見赤十字病院の増築用地をも確保。オホーツク圏の中核医療機関である北見赤十字病院の機能強化と、選挙公約の両立を図る。

 小谷市長の公約のなかで、最も議会での紛糾が予想されるのは、行財政改革の一環として現在4人いる副市長を2人とし、収入役を廃止するというもの。北見市は前市政下の06年3月に1市3町(北見市・端野町・常呂町・留辺蘂町)が合併し新市となった。この際、市中心部から遠い地域の住民に配慮して「北見市自治区設置条例」を制定し、4人の副市長は自治区長として4自治区と本庁、総合支所の業務を指揮監督してきた。これが廃止されるとなれば、旧町の選出市議や住民から反発の声が上がることは必至。これに乗じて多数派野党が攻勢に出ることも容易に想像できる。

 今回の臨時会の議案はこの通りで、とりあえず副市長問題は先送りした格好だが、次年度の方向性を固める3月の定例会までに副市長人事を実行しなければ、これまた批判の矢面に立たされる可能性が高い。本誌が得ている情報では、副市長の1人には前市政下で厚い信頼を得ていた部長職を登用し、議会対策と庁内融和を図る考えのようだが、いずれにしても、小谷市長はこれを打ち出すタイミングに頭を悩ませているのではないだろうか。

 北見新市政でもうひとつ注目したいのは、職員人事である。神田前市長は初当選以降、労組偏重と言われた小山健一元市長の側近を徹底して排除し、実力のある若手職員を中心に重用してきた。過去の2市政で人事の振り子が相当大きく振られたため、市職員は一丸とは言い難い状況にある。この点でも、小谷市長のバランス感覚が問われるところだ。

 オホーツク最大の都市・北見市の市政に注目していきたい。(ひ)


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Posted by 北方ジャーナル at 19:09│Comments(0)政治経済
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