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2008年11月25日

「エコって何だ?」ポリ袋売り場で考えた

「エコって何だ?」ポリ袋売り場で考えた 札幌市内のスーパーでレジ袋が有料化されて、そろそろ2カ月くらいだろうか。皆様どうお過ごしでしょうか。買い物袋・カゴを持参することに慣れましたでしょうか。わたくし(は)記者はせっかくマイバックやらマイバスケットを購入したのに、それを持ち歩くことにまったく慣れず、よくレジ前で袋を買うはめになって歯ぎしりしております。たかが5円なんですが、無性に腹が立ちますね、あれ。

 そんな悔しさもありますが、レジ袋があまり手に入らなくなって何が一番困ったかといえば、ゴミ袋がなくなったこと。我が家では3人の子供を保育所に預けていて、いつもオムツなどの汚物や外遊びでドロドロになった衣服をポリ袋に入れて持ち帰っているんです。レジ袋だけでは足りないくらいで、いつもジョイフルエーケーでポリ袋を買い求めてましたが、レジ袋の有料化以来、それを買うペースは上がりましたね。

 昨日、買い求めたポリ袋は100枚入りのもので、1枚あたり約4.3円。レジで売られている小袋(3円)よりちょっと大きめのサイズなのでまあ妥当な値段かもしれない。そう感じたとき、ふと思いました。

「レジで有料化となったポリ袋が、今日みたいにわざわざホームセンターに行って買う値段と一緒なら、これからはレジで『レジ袋200枚ください』とか言って買えばいいだけの話ではないか」と。

 イオンでは、レジ袋の収益金を社会貢献活動に還元しているというから、ただホームセンターでポリ袋を買うより、イオンで毎月100枚くらいレジ袋を買ったほうが我が家も助かるし、世のため人のためになるのではないかと思いついた。レジの人は困るだろうけど。

 レジ袋はたしかに地球環境に負荷をかけるのだが、我が家はそれが有料化されようが何だろうが必要なのである。レジ袋をゴミ袋として使わない生活スタイルに変えればいいのだろうが、そう簡単な話でもない。そもそもレジ袋を有料化してどれくらい環境の負荷が減ったのだろうか。マイバックやらマイバスケットやらがこのレジ袋追放運動でやたらと売れたと思うが、それだってほとんどが石油製品ではないか。しかもどれだけ長期間使えるかも分かったものじゃない。洒落たマイバックがやたらと出回ってるが、あれは飽きて捨てられることの裏返しではないかと思う。結局のところ、レジ袋を有料化して負荷が減ったのは、レジ袋を無料で配布しなくてよくなったスーパーだけなのではないか、コンチクショウ…などと、そんなもろもろのことをポリ袋売り場で延々と考え込んでいたら、女房が「なにボサッとしてんの? 次はカイロ買わなきゃ。環境にやさしい充電式のがあるんだとさ」と急かし始めた。

 使い捨てよりはいいけれど、充電式ということは結局電気を使うということだろ? それが本当に環境にやさしいのか? 最近のエコがよくワカラナイデス。ただ、エコという文句で物を買わせようとしているだけじゃないの???
(は)



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Posted by 北方ジャーナル at 16:22│Comments(0)どうでもいい話
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