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2008年11月20日

札証個人投資家向け説明会に170人


初めての試みに170人の眼が注がれた

 11月19日午後、札幌市内のホテルで札幌証券取引所上場企業の会社説明会(日本証券新聞社主催、札証協賛)が開かれ、市内などの一般投資家170人が足を運んだ。有料老人ホーム経営で道内最大手の光ハイツ・ヴェラス(札幌市南区)から網野清孝社長が、また道内に特化した人材サービス業のキャリアバンク(同中央区)から佐藤良雄社長が、それぞれ講師として登壇し、両社の業績と今後の展開について講演を行なった。

 札証上場企業の説明会はこれまでにも開かれているが、民間主催の試みは今回が初めて。初回の登板を推された網野・佐藤両社長は、北海道に根を張った地元企業としての来し方や、ユニークな事業に秘められた将来性などを語り、満席の聴衆を沸かせていた。

 ヴェラスの網野社長は、道内トップシェアを誇る同社の有料ホーム事業のあらましを話すとともに、高齢化社会を見据えた中期展望を披露した。2013年3月期に売上45億円、経常利益5億円を目指すという同社は、低価格帯へのニーズを意識した新施設を来春にも小樽市内にオープンさせる考え。会場からは運営面についての質問などが寄せられ、行政の設けた目安の倍近い職員数を確保する同社の姿勢に共感し、大きく頷く参加者の姿も見られた。

 35歳で起業したキャリアバンクの佐藤社長は、「最も大きなニーズは『人材』」と語り、派遣業の本質を「総合的なマッチングサービス」と説明、道内市場に秘められた多業種にわたる人材の需要を話した。近年、派遣業界が何かと格差の象徴のように言われている現状について「業界の者としてお詫びしたい」と頭を下げる場面もあったが、派遣の需要自体が右肩上がりを続けている事実などを明らかにしながら、「目指すは、すべての道民のキャリアアップ。地元企業として、地域に合った労働環境をつくっていくお手伝いをしたい」と訴えた。

 株式評論家の植木靖男氏が「世界金融・経済動乱と株価」と題して講演するなどのプログラムもあり、参加した個人投資家たちは終始真剣な面持ちで耳を傾けていた。主催の日本証券新聞社では、来月以降も毎月1回のペースで同旨の説明会・講演会を開いていく考え。次回は12月8日に札幌すみれホテル(札幌市中央区)で開催。オストジャパングループ(札幌市厚別区)の村上睦社長らが登壇する。 (ん)



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Posted by 北方ジャーナル at 08:06│Comments(0)ニュース
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