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2008年10月11日

山下浩の「リンカーンフォーラム」奮闘記を12月号から新連載!




貯金を切り崩して活動に打ち込む山下浩代表理事、41歳独身

 11月号(10月14日発売予定)の編集作業が終わったばかりの体たらくで、早々と12月号(11月15日発売予定)の話を。年の瀬近い中途半端なこの時期、わが月刊『北方ジャーナル』が満を持してお届けする衝撃の新連載のあらましを、ここで披露してしまおう。特別に、ここだけの話として、ブログ限定で、大々的に予告してしまおう。もったいつけた物言いになってしまったが、要は11月号の紙面で告知できなかっただけである。ここに書くしかないのである。

 書き手は、あの山下浩さん(41)。知らない人は知らないが、知っている人は知っている、NPO法人「リンカーンフォーラム北海道」(札幌市豊平区)の代表理事を無報酬で務めるちょっとどうかした、もとへ奇特な御仁である。全国の山下姓の皆さんの中で、だいたい8番目ぐらいに酔狂なひとである。

 リンカーンフォーラムとは何か。それは、新連載を読めばわかる。読みなさい。

 というのも無愛想なので、特別に、ここだけの話として、ブログ限定で…(以下略)。実際、リンカーンフォーラムの名はそこそこ多くの皆さんがご存じだろう。新聞やテレビなどのマス(けっ)メディアにその名が乗る機会は多い。最近はとくに多い、で、名はともかく、何をやる団体なのか。ひとことで言うと、選挙に際してあれこれやっている団体である。選挙については、そこそこ多くの皆さんがご存じだろう。投票日の休日出勤で大量の地方公務員さんが巨額のアルバイト料をせしめる催しである。そんなバイト料が飛び交う中、自腹を切って公開討論会というのをやったりするわけだ。なんでわざわざそんな散財を? だって、お役所がやってくれないんだもの。知らない人は知らないが、その昔、お役所は選挙という催しに際して立会演説会というのをやっていた。まあ、当然ですわな。中学校の生徒会選挙でも演説会はやります、体育館とかで、お昼に喰う焼きそばパンのこととか考えながら。しかしどういうわけか、20年ぐらい前のこと、お役所はこの演説会を廃止してしまったんですな。いったい何を考えているんだか。有権者はどうやって焼きそばパンのことを、もとへ候補者たちの熱意のほどを知ればいいのか。

 しょうがねえ、じゃあ民間がやったるわい。というわけで、立会演説会が絶滅して久しい今日、候補者による公開討論会を開いて世論の喚起に努めているのがリンカーンフォーラムなのである。その活動をわが北海道で担っているのが、そのまんまの名前のリンカーンフォーラム北海道なのである。しかもなんとまあ、討論会だけではない、北海道独特の試みとして、世論調査とかアンケートとか候補者インタビューとか議会ウォッチとか、意欲的な取り組みをいろいろやっているのである。その代表理事として孤軍奮闘しているのが、ここまで読んだ時点で名前を忘れてしまっている人もいるかもしれないので再びフルネームで記すけれども、山下浩さんなのである。

 12月号で開幕する新連載は、日々の活動を通じて山下さんが考えたこと、考えなかったこと、思ったこと、思わなかったこと、感じたこと、感じなかったこと、(以下略)などを、山下さん自身の筆で綴る奮闘記。特別に、ここだけの話として、ブログ限定で、大々的に告知してしまうが、なんと見開き2ページの大盤振舞いでお届けする予定だ。マス(ちっ)メディアを通じてその名を知っている皆さんも、活動の実態はなかなかご存じなかったりする。焼きそばパン1個の購買に逡巡する日々の苦労を赤裸々に綴って貰うことで、私財を擲って公益に殉ずる(まだ死んでないけど)一市民の心意気に共感して貰えるのではないか。そういう場を提供することこそが地元媒体の心意気だろう。そう考えた編集部の打診に、山下さんはまんまと引っ掛かり、これから毎月毎月容赦ない原稿催促に泣かされることになるのである。

「北方ジャーナル事件」以来の衝撃的歴史的大型連載、まもなくスタート。タイトル未定! (ん)



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