2008年10月11日
「HJ公式ブログ開設1周年」に相乗効果を想う
はや1年。こんな感じでどこかで誰かが観ているわけです
本誌「月刊北方ジャーナル」の公式ブログを始めて、10月10日で丸1年が経った。そんななかで管理スタッフから「何か想うところを書いて」とオファーが入った(というか、そのスタッフは何だかんだ理由をつけて記事をアップさせようという魂胆なのである)。
「なに書けばいいの?」
「いや、あのですね紙媒体とネットを合わせてやってきた感想とかですね」
「ふ~ん」
「全国から問い合わせが来たり、注文が来たりですね」
「まあぼちぼちだけどな」
「同じテーマしか書かない●●●●●のくだらないブログと比較してみるとかですね」
「そりゃできんだろ」(笑)
それはともかく、1年間やってきた感想を思いつくまま書いてみると、まず一応アクセスが伸びました。波はあるものの現在は平均的に1日1500前後のページビューといったところ。1日数万から数十万の閲覧者が訪れる超人気ブログに比べれば、その足下にも及んでいないが、読者が増えるというのは、雑誌でもネットでも素直に嬉しい。ちなみに私は、それなりの根拠のなかで、スタッフたちに「近いうち軽く(1日)万は超えるよ」と言ってある。
お世話になっているポータルサイト「北国TV」の「ブログランキング」を覗くと、「HJブログ」は現在6位。トップのサイトで1日2000から3000アクセス程度である。目標はまず北国TVのサーバー内でトップとなり、さらに知名度を上げていくことだ。
アクセスの絶対数は控えめながら、「HJブログ」は全国の官庁や大企業、媒体関係からの閲覧がそれなりに多いもようだ。本誌との連動で言えば、昨年から今年にかけて掲載した「ミートホープ事件」などについては、マスコミがよく問い合わせてくる。聞けば「ブログ観させてもらって」と言う。なるほど、ネットでつながるのはこういうことかと思う。
公式ブログあるいはネットショップを通しての雑誌販売は、ようやく体制が整いボチボチといったところだが、私自身はひそかに今後に期待している。全国から問い合わせや注文をいただけるのは、本当にありがたいし、やりがいもさらに感じる。
これまでアップされた記事に対するコメントは読者諸兄にお任せするとして、スタッフたちと気にしているのは「面白い」かどうか。例えば写真の大きさ、動画の使用、アップの頻度、独自の取材や視点、スクープ性、娯楽性…。「コピペ」ではなく、ライブ感とアドリブ感があるサイト。ページを開いたら、すぐに記事がデカク飛び込んでくるイメージだ。
メディア系のブログやニュースサイトに求められているものは、結局、面白いかどうか、あるいは役に立つかどうか。カッコばかりつけてネタがボロい、つまらない記事を羅列しても仕方ないというのが我々のコンセンサスだ(ホントか)。ネットが紙媒体を補完し、その普及に一役買う。ばかりかマンスリーではできないことをネットでデイリーにやっていく。私はそんな紙媒体とネットの相乗効果に期待している。そして何より大事なのは読者とスタッフたちが楽しんでいるかどうかである。
最後になったが、読者をはじめ北国TVさんをはじめとする関係者各位にあらためて謝意を表しておきたい。
Posted by 北方ジャーナル at 06:47│Comments(0)
│編集長日記
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