2008年08月09日
ニーヨンの新名所「あそびば」へ急げ!
賃金は下がり物価は上がる。切り詰めるところがなくなったら、最後の砦・食費を削るしかない。すでに毎日の遣り繰りに青息吐息のご家庭が増えたご時勢、独り者とて決して他人事ではありません。
などという社会的な話題はおいといて、とにかく安くてうまいもんを喰いたいんだ、われわれは。安くてうまいもんを喰いたい時は、どうするか。当然、あそこに行くのだ。あそことはどこか。言うまでもない、安くてうまいもんを喰わせる処だ。つまり、安くてうまい食堂だ。安くてうまい食堂といえば、それはもう札幌市北区の「あそびば」(北23西5「Dio23ビル」5階 ・011-757-6711)に決まっているのだ。
などという社会的な話題はおいといて、とにかく安くてうまいもんを喰いたいんだ、われわれは。安くてうまいもんを喰いたい時は、どうするか。当然、あそこに行くのだ。あそことはどこか。言うまでもない、安くてうまいもんを喰わせる処だ。つまり、安くてうまい食堂だ。安くてうまい食堂といえば、それはもう札幌市北区の「あそびば」(北23西5「Dio23ビル」5階 ・011-757-6711)に決まっているのだ。
腹が減ったらどんぶりめし、どんぶりめしといえば丼の王様「かつ丼」(500円)
8月号・9月号の2回にわたって本誌連載『貧しき亜寒帯』に登場したホームレス支援事業所「なんもさサポート」(北区・中塚忠康所長)は、札幌で路上生活を余儀なくされた人たちに手を差し延べる民間アパートだ。発足以来3年間で、これまでのべ200人以上の社会復帰を後押ししてきた。アパートでの暮らしを経てつつがなく就職できた人もいれば、高齢や病気・障碍などで仕事ができず生活保護を受給するに到った人もいる。再び路上に戻った人もいれば、アパートの管理を任されるようになった人もいる。そして、そのアパートに住んだまま、新たな支援事業に手を貸すことになった人もいる。
北24条の新名所「あそびば」は、知る人ぞ知る老若男女の社交場だ
今年から365日営業が始まった「あそびば」は、なんもさサポートが運営するコミュニティスペースだ。常駐するスタッフ7人は、その全員が路上出身者。調理師資格を持つ人を含む2人が厨房で腕を振るい、5人がホール係として給仕・接客に精を出す。朝8時から夜8時まで、年中無休で提供されるメニューは、すべてがワンコインで間に合う料金設定で、その上ことごとく盛りがよい。人気の日替わり弁当は500円、カレーライス400円、カツカレー500円、オムライス400円、チャーハン400円。夕方からは生ビール(サッポロクラシック)500円。朝は日替わり朝食200円。支配人の小嶋和夫さん(62)曰く「一日1000円で腹いっぱいの食堂」だ。
常に多忙の厨房は、今どきのオープンキッチン。生ビールもあるでよ
ひとことで言うと、そう、安くてうまい。安くてうまい食堂に勝るものなど、この世にない。これは有史以来の人類の常識だ。
地下鉄南北線「北24条」駅〔4〕番出口から、西方面に徒歩3分。道に迷っても、たまにご近所の皆さんが白昼堂々カラオケに興じていることがあるから、すぐわかる。腹が減ってはいくさができぬと言うけれど、皆が腹いっぱいになったらいくさも減るのものだ。「安くてうまい」は地球を救う。これまた、人類不変の真理なり。
あまりの賑やかさに、お巡りさんも遊びに来る
常識をわきまえ真理を求める万国の紳士淑女諸君、あそびばへ急げ! 常識や真理に逆らう度胸のある諸君も、それはそれで面白いからとりあえず急げ!
Posted by 北方ジャーナル at 08:00│Comments(0)
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