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2008年05月10日

「土居珈琲」を飲む

「土居珈琲」を飲む 大阪府堺市にある(株)土居珈琲から、「初めてのセット」(送料込み2200円)を取り寄せて飲んだ。「オリフラマー農園/ガテマラ」と「モンド・ノーボ・ドライオンツリー」が各200gのセットである。8日に焙煎した豆をミルで挽いて飲んだ。
 うまい。
 少し濃いめに淹れたのだが、後味がよく、お代わりをした。
 さらに同封されていた土居博司著「間違いだらけのコーヒー選び」を読んで、間違いが分かった。
「有名な産地で植えられているコーヒーの木の品種は、ほとんどが昔の品種ではなく、品種改良されたものだ。その理由は改良された品種の方が病害虫につよく、同じ労力でも収穫量が多いためである。けっして味が向上するようにという観点で変えられているのではない。」
 味は原材料品質の高さで決定する、というのも頷ける。
 20年ほど前に、サンパウロの友人が送ってくれたコーヒーは、抜群にうまかった。
 ブラジル人は3~5倍くらいの濃いコーヒーを飲むのだが、日本で飲んだときはいつも腹をこわしたと話していた。おそらく、鮮度の悪い腐りかけた豆しかなかったのだろう。
 品種改良での大量生産ではなく、信頼できる農園から、上質なものを買いつけるという方法は、道内農家の有機栽培を連想させた。手間をかけた良質なものは、それだけ値もはるが、確かに値段だけの価値はある。(ぢ)

http://www.doicoffee.com



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この記事へのコメント
追加注文してみました。
1、雲南アラビカシモン
2、マンデリン・スーパーグレイド
3、マタリアールアッカ
コーヒーの味わいで、煙草もうまく感じる。
休日は5~6杯、飲んでます。
Posted by (ぢ) at 2008年05月17日 00:59
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