2008年04月20日
タバコ自販機の本末転倒劇
左の自販機をご覧頂きたい。
昔のエロ本販売機を想わせるゴテゴテとした異常な告知を見て、いったい何の意図があるのか甚だ不明に感じるばかりでなく、今日の報道を見れば、あまりに普及が進まないので、免許証での購入を容認する方向に財務省も動いているらしい。
免許証で済むなら、はじめからそうすれば、余計な告知も手間も防げたはずだ。こうした一連の本末転倒を見るにつけ、承認カードの導入で誰が利権を得ようとしたのか、マスコミはその流れを追うべきだろう。
少子高齢化と嫌煙運動で、若者の喫煙者は減少している。それでも尚、こうした失笑をかうような愚策を考えだした連中は、名指しで批判されてよい。「未成年の喫煙防止」という美名のもと、承認システムに関与する一部の業者が儲けを企んだと受け取られても仕方あるまい。複数の報道を読んでも明らかなように、すでに実施された地域での普及はせいぜい30%に止まっている。誰が考えても、わざわざ写真まで付けて、個人情報を登録する必要性はどこにもないだろう。
実際、いちいち免許証を出すのも面倒だし、落してしまう事故も起こりやすい。どちらにしても消費者には無用なセキュリティではないか。それでも常習的に喫煙をする未成年の間で「闇タバコ」が定価より高値で取引される危険性について、何も言及されていないのが不思議である。(ぢ)
昔のエロ本販売機を想わせるゴテゴテとした異常な告知を見て、いったい何の意図があるのか甚だ不明に感じるばかりでなく、今日の報道を見れば、あまりに普及が進まないので、免許証での購入を容認する方向に財務省も動いているらしい。
免許証で済むなら、はじめからそうすれば、余計な告知も手間も防げたはずだ。こうした一連の本末転倒を見るにつけ、承認カードの導入で誰が利権を得ようとしたのか、マスコミはその流れを追うべきだろう。
少子高齢化と嫌煙運動で、若者の喫煙者は減少している。それでも尚、こうした失笑をかうような愚策を考えだした連中は、名指しで批判されてよい。「未成年の喫煙防止」という美名のもと、承認システムに関与する一部の業者が儲けを企んだと受け取られても仕方あるまい。複数の報道を読んでも明らかなように、すでに実施された地域での普及はせいぜい30%に止まっている。誰が考えても、わざわざ写真まで付けて、個人情報を登録する必要性はどこにもないだろう。
実際、いちいち免許証を出すのも面倒だし、落してしまう事故も起こりやすい。どちらにしても消費者には無用なセキュリティではないか。それでも常習的に喫煙をする未成年の間で「闇タバコ」が定価より高値で取引される危険性について、何も言及されていないのが不思議である。(ぢ)
北方ジャーナル4月号の誌面から 北海道フォトエッセイ70「下川町のアイスキャンドル」
北方ジャーナル12月号の誌面から 北海道フォトエッセイ「太陽の丘えんがる公園に広がる 虹のひろばコスモス園」
北方ジャーナル12月号の誌面から 連載「公共交通をどうする? 第113回 札幌市営地下鉄50年に想う」
特別掲載 くつした企画没ネタ供養シリーズ第3回 「解き明かされたレシピ。台湾先住民族風 謎の肉鍋」(後編)
本誌公式ブログ特別掲載 くつした企画没ネタ供養シリーズ第2回「内臓おじさんとパンダ猿」(前篇)
本誌公式ブログ特別公開 くつした企画没ネタ供養シリーズ 第1回 三笠で遭遇した、能面を売る謎の薬局(前篇)
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Posted by 北方ジャーナル at 10:49│Comments(0)
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