2008年04月18日
民主小沢代表、釧路で講演
前日から道東行脚を続ける民主党小沢一郎代表は17日、釧路市に入った。地元7区選出の仲野博子衆議の政経セミナーには、約700人が集まった。
仲野衆議は「地元を回ると、様々な悲鳴が私に寄せられてくる。年金から医療費を天引きする後期高齢者医療制度は、一体どこまで高齢者をいじめたらいいのか。小沢先生は『地方にこそ、人々の埋もれた切実な声がある。地域を大事にしていただきたい』と言われる。地域の声を率直に国政に届けるのが私の使命だ」と参加者に力強くアピールしていた。
また小沢代表は講演の冒頭で「今、政治に必要なのは、本当に有権者のみなさん、地域のみなさんの心を自分の心として、純粋に政治に反映していこうという精神を持った政治家です。今の政治に、いろんなテクニックや知恵を持っている人が必要なのではありません。本当に真剣に、純粋に、国民のために少しでも役に立ちたい。そうした純粋な心を持った政治家が必要だと思う。その意味において仲野君は、今政治家に要求されるものを備えている政治家だ」と語った。
この日は午後から右翼団体とみられる黒塗りの宣伝カーが、会場周辺など釧路市内中心部を、「君が代」を流しながら盛んに街宣活動を行う姿が見られた。そのスピーチに耳を傾けてみると、
「政府の方針を拒否し続け、国会を混乱させている売国奴、小沢一郎は釧路から出ていけ」
といった内容が中心。昨今の流行からいけば、外国人参政権あたりで民主党を攻撃するのが右翼団体とみられる宣伝カーにとっては当然のことと思われるのだが、まるでどこかの党の主張を代弁したかのようであり、疑問が残った。
釧路でこうした"街宣"は頻繁にあるのか、と地元報道関係者に聞くと、「覚えているのは鈴木宗男さんが自民党時代に『二島返還論』を主張した、と報道された時以来では」と話す。
また、ある地元関係者によると、前夜の北見における盛況ぶりに危機感を感じた「ある勢力」が、意図的に妨害工作を行なったのではないか、という読みもあるようだ。
詳しい内容は5月15日発売の「北方ジャーナル」6月号をご覧ください。(ご)
Posted by 北方ジャーナル at 19:03│Comments(1)
│政治経済
この記事へのコメント
本物の右翼が、思想性もなく手当がもらえれば何でもやる右翼モドキをなぜ放置しているのか疑問です。
Posted by エーコ&バニーガル at 2008年04月18日 21:42
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