2008年04月16日
民主小沢代表、北見で道内区全勝をアピール
「道内選挙区でパーフェクトを目指す」と語った、小沢一郎
民主党代表(写真左)と松木謙公衆議
民主党の小沢一郎代表は4月16日、北見市にあるホテルベルクラシック北見で行なわれた松木謙公衆議主催のパーティーに出席した。
小沢代表はパーティーに先だって会見を開き、この時期の道内入りの理由について「たまたま松木君の会合があったことと、先程連合のみなさんにも申し上げたが、ぜひ次の総選挙、北海道ではパーフェクトを目指したい。その焦点は5(区)、11(区)、12(区)。あそこの町村(信孝)君の所と、中川(昭一)君とこと、武部君とこの三つだ」と、道内選挙区での全勝を目指し、連合北海道関係者(この日は高柳会長も出席)と衆院選に向けた対応について打ち合わせを行なうのが目的であった。
また、道内における他党との選挙協力について、小沢代表は「新党大地の鈴木(宗男)さんはじめ、みなさんと協力して政権を持ちたいと思っています。それは社民党、新党日本、国民新党などと同じです」と、自民党への接近を見せる「大地」に対する表現が、以前の親密さと比べると「ワンオブゼム」へ変化したような印象。この辺のニュアンスの変化が今後の選挙戦にどう影響するのか。
その後開かれた松木議員のパーティーは満員電車のような大混雑で、まさに立錐の余地もないほどの盛況ぶりとなった。関係者によると「このホールは政治関連のパーティーに使用されることが多く、各党とも会合を開いているが、ここまで人が入ったのを見たことがない。キャパとしては約700人で満員になるが、今日は1100人は入っているのではないか。(あまりの混雑ぶりに)小沢登場前に帰ってしまった人も多かった」と話していた。
9日に行なわれた福田康夫総理との党首討論では「きのうときょうとおかゆしか食べてないので…」と体調への不安を見せた小沢代表だが、この日は顔色も良く、壇上での挨拶を終えた後はフロアに下り、支持者らとの即席撮影会ににこやかに応じていた。
小沢代表は明日釧路入りし、7区選出の仲野博子衆議のパーティーに顔を出す予定。自民党の候補者選びが難航する同区で小沢代表がどういった言葉を残すか、注目である。(ご)
Posted by 北方ジャーナル at 21:05│Comments(0)
│政治経済
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