2008年03月30日
熊も半額、昭和新山の壮瞥町
登別~壮瞥~洞爺湖ツアーの第4回です。
登別から「昭和新山国際雪合戦」で有名な壮瞥町に向かうには、絶景ポイントが続く観光名所のオロフレ峠を通るのが一般的。ただ、ここは冬季は夜間通行止め(17時~9時)になる難所で、凍結路に慣れていない本州のドライバーの皆さんは、オフシーズンの通行にはくれぐれも注意を願いたい。
今回は幸いにして、トンネル内を除いて乾燥路となっていたが、例年は3月末近くまで一部にアイスバーンが残っている。道路整備が進んだ昨今では珍しくなった「R30」のヘアピンをはじめ急カーブが連続するので、ドライバーはのんびり景色を眺めていちゃダメよ。
オロフレ峠を抜けると壮瞥町の市街地。といっても、商店街らしきものはないのだが、そこが同町の特徴といえよう。伊達、登別、千歳・大滝、札幌・喜茂別の各方面からの主要道路の結節点である壮瞥は交通の要所だが、それだけに町民は大型店のある伊達市などで買い物を済ましてしまうそうなのだ。
昭和新山に至る道中にあるのは、コンビニと半分廃れかけた道の駅「そうべつサムズ」くらいと考えていたが(失礼)、いや、ビックリしました。道の駅が全面リニューアルされて「そうべつ情報館i(アイ)」に生まれ変わり、一部オープンしていたんです。4月1日からは、エコミュージアムをはじめとする「目玉機能」を引っ提げて全面オープンするそう。ちょっとした休憩だけでなく、ここで充分楽しめるでしょう。
いよいよ洞爺湖を横目に昭和新山へ。支笏洞爺国立公園のなかにあり、国指定特別天然記念物に指定されている昭和新山は、現在も噴火活動を続ける勇壮な眺望が自慢。昨年には、有珠山とともに「日本の地質百選」にも選定されたそうな。
昭和新山をバックに記念撮影というのは北海道旅行の定番だが、本当の迫力を感じるなら有珠山から昭和新山を望める「有珠山ロープウェイ」に乗るべし。昭和新山だけでなく360度の大パノラマが楽しめる上に、遊歩道なども整備されて充実した時間を過ごせる。
つねづね、パックツアーなどで足早に通り過ぎるには勿体ないスポットだと思っていたが、洞爺湖サミットのある今年、道民の皆さんも北海道の魅力再発見というワケで、たっぷり時間を取って出掛けてみてはいかがでしょうか。
昭和新山の麓には、有珠山ロープウェイをはじめさまざまな観光施設、土産物店が軒を連ねるが、本州から来た友人を案内した際に、意外とウケるのが某土産物店の店先にある「熊半額」の看板。これ、あくまでも熊の彫刻の話です。昭和新山にも熊牧場があるが、本物のクマを売っているわけではないので、悪しからず。
(ひ)
オロフレ峠を抜けると壮瞥町の市街地。といっても、商店街らしきものはないのだが、そこが同町の特徴といえよう。伊達、登別、千歳・大滝、札幌・喜茂別の各方面からの主要道路の結節点である壮瞥は交通の要所だが、それだけに町民は大型店のある伊達市などで買い物を済ましてしまうそうなのだ。
昭和新山に至る道中にあるのは、コンビニと半分廃れかけた道の駅「そうべつサムズ」くらいと考えていたが(失礼)、いや、ビックリしました。道の駅が全面リニューアルされて「そうべつ情報館i(アイ)」に生まれ変わり、一部オープンしていたんです。4月1日からは、エコミュージアムをはじめとする「目玉機能」を引っ提げて全面オープンするそう。ちょっとした休憩だけでなく、ここで充分楽しめるでしょう。
いよいよ洞爺湖を横目に昭和新山へ。支笏洞爺国立公園のなかにあり、国指定特別天然記念物に指定されている昭和新山は、現在も噴火活動を続ける勇壮な眺望が自慢。昨年には、有珠山とともに「日本の地質百選」にも選定されたそうな。
昭和新山をバックに記念撮影というのは北海道旅行の定番だが、本当の迫力を感じるなら有珠山から昭和新山を望める「有珠山ロープウェイ」に乗るべし。昭和新山だけでなく360度の大パノラマが楽しめる上に、遊歩道なども整備されて充実した時間を過ごせる。
つねづね、パックツアーなどで足早に通り過ぎるには勿体ないスポットだと思っていたが、洞爺湖サミットのある今年、道民の皆さんも北海道の魅力再発見というワケで、たっぷり時間を取って出掛けてみてはいかがでしょうか。
昭和新山の麓には、有珠山ロープウェイをはじめさまざまな観光施設、土産物店が軒を連ねるが、本州から来た友人を案内した際に、意外とウケるのが某土産物店の店先にある「熊半額」の看板。これ、あくまでも熊の彫刻の話です。昭和新山にも熊牧場があるが、本物のクマを売っているわけではないので、悪しからず。
(ひ)
北方ジャーナル4月号の誌面から 北海道フォトエッセイ70「下川町のアイスキャンドル」
北方ジャーナル12月号の誌面から 北海道フォトエッセイ「太陽の丘えんがる公園に広がる 虹のひろばコスモス園」
北方ジャーナル12月号の誌面から 連載「公共交通をどうする? 第113回 札幌市営地下鉄50年に想う」
特別掲載 くつした企画没ネタ供養シリーズ第3回 「解き明かされたレシピ。台湾先住民族風 謎の肉鍋」(後編)
本誌公式ブログ特別掲載 くつした企画没ネタ供養シリーズ第2回「内臓おじさんとパンダ猿」(前篇)
本誌公式ブログ特別公開 くつした企画没ネタ供養シリーズ 第1回 三笠で遭遇した、能面を売る謎の薬局(前篇)
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Posted by 北方ジャーナル at 15:00│Comments(0)
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