2008年03月08日
自民道連第67回定期大会
3月8日、札幌グランドホテルで自由民主党北海道支部連合会の第67回定期大会が行なわれた。道連会長の今津寛衆議院議員はあいさつで「道内の景気は、残念ながら疲弊していると言わざるを得ない。道新幹線の札幌延伸は札幌だけの問題ではなく、全道的に見ても大きな問題だ」と語り、今年7月に行われる洞爺湖サミットを契機として経済を活性化したいとアピールした。
会場には武部勤元自民幹事長や中川昭一衆議、飯島夕雁衆議など道内選出の国会議員や道議などが集まったほか、次期衆院選で道1区から出馬が予定されている長谷川岳氏や北海道知事の姿も見られた。
ゲストとして登場した伊吹文明自民幹事長は、
「『今、永田町の空気は重くよどんでおりまして、こうして地方に来ると楽になる』。これは民主党の小沢代表が、私の地元の京都に来られて言われた台詞です。しかし、北海道へ参りまして、私、いま小沢さんと全く同じ気持ちでおりますが、人間は考えること、同じ気持ちを持つということはあるわけですから、あまり我を張らずに話し合って物事を進めればいいのではないかと私は思っております」
と得意の"ボヤキ"で民主党を攻める。さらに伊吹氏は道路特定財源を巡る衆院予算委での強行採決は「野党欠席採決」であると語り、日銀総裁人事について「まあ北海道の関係の方だから、惻隠の情で名前は申し上げませんが、民主党の某幹部はですね、『これで武藤さんの承認はなくなった』と。政局で自分達の思い通りにならなかったから認めてやらない、というのは権力の濫用なんですね」と"某幹部"を批判した。
また、大会後半には参院選の報告が行われ、見延順章道議は「昨年の参議院選挙は、結党以来の大・大敗北をいたしました。それによって政治的な混乱を招いていることは承知の通りでありまして、非常に憂慮すべき状態になっている。今後迫る衆院の解散総選挙に対しても、しっかりとこれらの反省を踏まえて対応をしていかなければならないと考えており、有効な選挙戦への誘導をはかっていきたい」と語った。
昨年夏の参院選敗北以来、厳しい状況が続く自民党である。福田内閣の支持率は現在急落を続けており、一部の世論調査では「危険水域」とされる3割を切った例も出てきている。ここしばらく「解散はサミット後」という説が広がっていたが、これはもしかすると、3月末辺りにひと波瀾ありそうだな、という印象を持った。(ご)
ゲストとして登場した伊吹文明自民幹事長は、
「『今、永田町の空気は重くよどんでおりまして、こうして地方に来ると楽になる』。これは民主党の小沢代表が、私の地元の京都に来られて言われた台詞です。しかし、北海道へ参りまして、私、いま小沢さんと全く同じ気持ちでおりますが、人間は考えること、同じ気持ちを持つということはあるわけですから、あまり我を張らずに話し合って物事を進めればいいのではないかと私は思っております」
と得意の"ボヤキ"で民主党を攻める。さらに伊吹氏は道路特定財源を巡る衆院予算委での強行採決は「野党欠席採決」であると語り、日銀総裁人事について「まあ北海道の関係の方だから、惻隠の情で名前は申し上げませんが、民主党の某幹部はですね、『これで武藤さんの承認はなくなった』と。政局で自分達の思い通りにならなかったから認めてやらない、というのは権力の濫用なんですね」と"某幹部"を批判した。
また、大会後半には参院選の報告が行われ、見延順章道議は「昨年の参議院選挙は、結党以来の大・大敗北をいたしました。それによって政治的な混乱を招いていることは承知の通りでありまして、非常に憂慮すべき状態になっている。今後迫る衆院の解散総選挙に対しても、しっかりとこれらの反省を踏まえて対応をしていかなければならないと考えており、有効な選挙戦への誘導をはかっていきたい」と語った。
昨年夏の参院選敗北以来、厳しい状況が続く自民党である。福田内閣の支持率は現在急落を続けており、一部の世論調査では「危険水域」とされる3割を切った例も出てきている。ここしばらく「解散はサミット後」という説が広がっていたが、これはもしかすると、3月末辺りにひと波瀾ありそうだな、という印象を持った。(ご)
Posted by 北方ジャーナル at 15:20│Comments(0)
│政治経済
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。