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月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 北洋銀行元頭取、武井正直氏「お別れの会」に1600人

2012年03月20日

北洋銀行元頭取、武井正直氏「お別れの会」に1600人


福井俊彦・元日銀総裁など1600人が献花(3月16日午後、札幌パークホテルで)


 2月に肺炎のため86歳で自宅のある東京で死去した北洋銀行元頭取、武井正直氏を偲ぶ「お別れの会」が3月16日午後、札幌パークホテルで行なわれた。この日は第二のふるさととも言える札幌で親交のあった政財界関係者が最後の別れを惜しんだ。


参列者に挨拶する遺族と横内頭取ら北洋銀首脳


 会は正午から始まり、弦楽四重奏が奏でられる中を参列者たちがそれぞれ遺影に向かって献花、手を合わせて冥福を祈った。

 武井氏は、日銀出身で1983年に北洋相互銀行社長に就任、その後89年の普通銀行への転換で頭取となり、2000年まで17年間に亘って北洋銀の舵取り役を果たした。バブル後の金融動乱とも言える時代を北海道拓殖銀行の継承や札幌銀行との経営統合などによって道内金融の安定化に努め、北洋銀を道内トップバンクに導いた。


バブル崩壊によるダメージを最小限に抑えた武井元頭取


 日銀時代の後輩だった福井俊彦日銀元総裁や五味広文元金融庁長官など中央の金融関係者や高橋はるみ知事、上田文雄札幌市長のほか、道経営者協会会長だった武井氏とともに道内経済界をリードしてきた伊藤義郎元札幌商工会議所会頭など経済関係者も多数参列、総勢約1600人が故人との別れに臨んだ。

 北洋銀のOB会、洋友会会長の田中千三氏(73)は、「仕事では厳しかったが、浪花節のように情が深い人だった。大所高所からアドバイスをいただいたが、奥の深い人柄で寂しい限りです」と語った。


生前のパネル展示も


 ホテルの地下2階の会場では、生前の武井氏を偲ぶ約30枚の写真パネル展示や拓銀継承時に行員に語りかけたビデオが流され、武井氏の肉声が久々に会葬者の耳に届いていた。また、自ら認めた書や絵画、愛用の小物類も展示されていた。


報道陣にコメントする横内頭取


 北洋銀の横内龍三頭取は集まった報道陣に、「私自身は3年間ほどしか直接接する機会はなかったが、武井さんの背中を見て学ぶことが多かった。銀行を去られるときにこれまでの講演をまとめた講演集を発刊したが、そこに書かれていることのひとつひとつが私たちの中に蘇ってきます。私も随分厳しいことを言われたが、その言葉が私の中に染みとおっていくほど人間力のある方でした」とコメント。また、「武井さんの持論は銀行は健全経営が一番ということだったが、その教えを守り、健全経営に向けてしっかり基盤を作っていく」とあらためて誓っていた。   (さ)





Posted by 北方ジャーナル at 09:25│Comments(0)
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 昭和47年(1972年)創刊。生活者の視点と取材を重視する編集方針を創刊以来のポリシーとし、05年11月からは有限会社Re Studio(リ・スタジオ)が発行。道内有名書店などで毎月15日前後に発売。購読の申し込みや問い合わせ、情報提供などはサイドバーにある「編集部へメッセージ」からどうぞ。
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