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2012年03月03日

ニトリの寄付でタイと札幌の観光交流が実現

ニトリの寄付でタイと札幌の観光交流が実現
映像発表会で挨拶する似鳥社長(3月1日、札幌グランドホテルで)

 互いの観光交流を促進しようとタイと札幌の放送局がそれぞれ制作した映像の発表会が3月1日、札幌市内のホテルで行なわれた。

 札幌市の観光交流促進映像事業にニトリホールディングスが1000万円を寄付して実現したもので、タイの観光スポットなどを紹介した30分のテレビ番組が20日、HBCで道内向けに放送される。また、タイ国内ではすでに2月から3月末まで24回に分けて札幌と近郊のスポットを紹介した番組が放送されている。

 今回の発表会で「タイと札幌の観光交流が促進されることを期待する」と挨拶したニトリホールディングスの似鳥昭雄社長。同氏は昨年1月、札幌市の産業振興サポーターを委嘱され、自身の国内外のチャンネルを使って札幌の産業振興に協力している最中だ。
 
今回の寄付もその活動の一環で、この寄付金を元に札幌とタイのテレビ局が相互に現地を訪れ、観光文化を紹介する30分間の映像を制作した。

 タイの映像を制作するにあたって市は若手ディレクターの山口洋介氏を指名、案内役に札幌の双子タレント「青木兄弟」を使ってHBCのスタッフともに現地ロケを行なった。

 パタヤでの象の曲芸や水上マーケット、バンコクではチャオプラヤ川の脇に広がる花市場などタイの観光スポットとともに元プロサッカー選手だった青木兄弟が「セパタクロー」と呼ばれる伝統の球技に挑戦する映像も盛り込まれている。

 一方、タイのテレビ局は1月初めに札幌を訪れ、タイで有名な風水師が近郊の観光スポットを案内する映像を制作、地上波とCATVを使ってタイ全土に放映中とのこと。

発表会でタイ政府観光庁東京事務所長のニッタヤー・ウワムピッタヤー氏は、「お互いに元気な観光地をPRして観光交流を図りたい」と挨拶。また上田市長は、「札幌市は昨年映像コンテンツ特区に指定され映像文化の拠点都市として国のお墨付きを得た。映像のロケ地として札幌、北海道の歴史や文化を伝えていくが、今回の観光交流映像はその大きな流れを作っていく契機になる」と語った。

ニトリの寄付でタイと札幌の観光交流が実現
握手する上田市長と似鳥社長


ニトリの寄付でタイと札幌の観光交流が実現
映像ディレクターの山口洋介氏(左)と案内役の青木兄弟



 発表会では上田市長から似鳥社長に感謝状が贈られた。なお、HBCの放送は20日午前10時50分から「純情・アジア!青木兄弟はタイにゆきタイ」の番組名で道内放送される。   (さ)




Posted by 北方ジャーナル at 15:53│Comments(0)
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