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2011年09月12日

市民メディア、札幌市長会見同時中継へ

市民メディア、札幌市長会見同時中継へ
 次回からIWJ北海道が同時中継できることになった札幌市長会見

 12日午後、上田文雄・札幌市長の定例記者会見を主催する札幌市政記者クラブが、かねてから同会見のインターネット同時中継を要望していた市民メディアIWJ北海道に対し、同要望を認める決定を出した。北海道内の首長会見で兼業ジャーナリストがライブ映像配信を認められるのは、札幌市長会見が初めてとなる。

 IWJ北海道は、札幌などで活動する兼業記者(一般市民)によるインターネットメディア。昨年、ジャーナリストの岩上安身さん(52)が全国の市民に呼びかけてインディペンデント・ウェブ・ジャーナル(IWJ)が発足、北海道支部は今年6月に活動を始めた。おもに市民団体の講演会や街頭デモなどの様子を録画映像や生中継で配信、8月からは議会や首長会見などの取材も始めていた。

 12日は、8月30日の市長会見参加時にIWJが寄せた要望を受け、会見を主催する市政記者クラブ(21社加盟)が加盟社間での協議を経てOKの結論を出した。決定が同日の市長会見終了後だったため、ライブ配信は次回以降となる。

 IWJは現在、高橋はるみ北海道知事の定例会見でも同時中継を要望しており、道政記者クラブに提出を求められた“媒体資料”などを整理しているところ。道知事会見は現在、ネット中継が実現しておらず(札幌市は自前で中継及び録画を配信中)、IWJの要望が認められれば史上初めて知事会見のノーカット映像がネットで視聴可能になる。道議会本会議の映像配信が実現しているにもかかわらず、知事会見が配信できていないことについて、道広報広聴課は「システムが古く、外註の予算もないため」と説明している。道議会の映像配信システムは5年契約の外部委託で、費用は年間389万円。ただ、IWJなどが活用する映像配信サービスUstream を使えば費用を安く抑えることができ、現在、広島宮崎神奈川などの県庁が Ustream のアカウントを所得、自前で知事会見の映像を配信している。

 IWJ代表の岩上安身さんは、「北海道庁も、IWJに会見を開放すればタダで配信できますよ」と苦笑混じりに話している。  (ん)



Posted by 北方ジャーナル at 19:22│Comments(2)
この記事へのコメント
これは画期的、これで小笠原記者の質問も生中継で聞けますね。
Posted by tuka at 2011年09月12日 19:57
iwjさんには脱原発運道20年以上の筋金入り道議の星野氏のインタビューとかやって欲しいなぁ~。
Posted by shelter at 2011年09月13日 09:55
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