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2011年08月06日
花魁たちも暑かった…「第47回すすきの祭り」
ステージ上で見得を切る花魁たち
8月4日から3日間、歩行者天国のネオン街に100店を超す屋台が並び、様々なイベントが行なわれている第47回すすきの祭り。祭りの“華”が神輿ならば、祭りの“花”はなんといっても初日の「花魁道中」──。
花魁役の2人はもちろん、ススキノのお店で夜ごと男性陣を虜にする売れっ子ホステスさんで、今年の夢千代太夫役には南6西3『ぱりくらぶ』勤務の小笠原美菜さん(23)、佳津乃太夫役には南4西2第31桂和ビル『スタイリッシュパブLALA』のちひろさん(22)が選ばれた。
「夢千代太夫」役の小笠原美菜さん
「佳津乃太夫」役のちひろさん
歩き方や所作振る舞いはしっかり練習を積んだお2人。とはいえ、本番当日は総重量30キロにおよぶ衣装とカツラを身にまとい“外八文字”で歩まねばならないのだから、その苦労たるや並大抵のモノではないに違いない。しかも今年は湿度90%超えの蒸し暑さ…。
たまらず新宿通あたりで高下駄をぬぎ、草履にはきかえ休憩ポイントの南5条通までスタスタ移動したのも仕方ないことなのかもしれないが、カメラ片手にじっと待ち構えていた観客からは、「おいおい、2時間も待ってたのに歩いて通るだけかヨ」という声があがっていた。
疲れたのか草履で移動する「佳津乃太夫」
待ち構えていた観客からは不満の声も聞かれた
過去にも、蒸し暑さなどで道中の途中でヘバってしまう花魁もいたようだが、真夏のイベントだけにこうなることは十分“想定内”のはず。いかに虐げられし女性の象徴ともいえる花魁とはいえ、猛暑日の道中はあまりにも酷なお勤め。その日の気象条件を考え、花魁2人でコースを分担して道中を行ない、最後のステージ前では2組揃ってクライマックスへ、などと少しは主催者も知恵をしぼる必要があるだろう。次回以降も観客をガッカリさせることになりはしないか、と余計な心配をしてしまう真夏の花魁道中であった。(し)
「夢千代太夫」役の小笠原美菜さん
「佳津乃太夫」役のちひろさん
歩き方や所作振る舞いはしっかり練習を積んだお2人。とはいえ、本番当日は総重量30キロにおよぶ衣装とカツラを身にまとい“外八文字”で歩まねばならないのだから、その苦労たるや並大抵のモノではないに違いない。しかも今年は湿度90%超えの蒸し暑さ…。
たまらず新宿通あたりで高下駄をぬぎ、草履にはきかえ休憩ポイントの南5条通までスタスタ移動したのも仕方ないことなのかもしれないが、カメラ片手にじっと待ち構えていた観客からは、「おいおい、2時間も待ってたのに歩いて通るだけかヨ」という声があがっていた。
疲れたのか草履で移動する「佳津乃太夫」
待ち構えていた観客からは不満の声も聞かれた
過去にも、蒸し暑さなどで道中の途中でヘバってしまう花魁もいたようだが、真夏のイベントだけにこうなることは十分“想定内”のはず。いかに虐げられし女性の象徴ともいえる花魁とはいえ、猛暑日の道中はあまりにも酷なお勤め。その日の気象条件を考え、花魁2人でコースを分担して道中を行ない、最後のステージ前では2組揃ってクライマックスへ、などと少しは主催者も知恵をしぼる必要があるだろう。次回以降も観客をガッカリさせることになりはしないか、と余計な心配をしてしまう真夏の花魁道中であった。(し)
Posted by 北方ジャーナル at 15:13│Comments(0)
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