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2011年05月10日

岩見沢、味の幸福を売るラーメン店「らい久」

岩見沢、味の幸福を売るラーメン店「らい久」
塩の「中」。ウマいからこそ麺250グラムでも完食できる

 焼肉ファミレスの集団食中毒が世間を騒がせているが、食肉の衛生管理以前に体力のない幼児や高齢者に人手が加えられた生肉を喰わすのってどうなのよ、と筆者は考えてしまうが、それは余談。

 5月14日発売の北方ジャーナルでは、今年2月に岩見沢市で発生した学校給食による集団食中毒の話題を取り上げている。岩見沢市での取材の合間に昼食を摂ったのが、市内中心部にある人気のラーメン店「らい久」。食中毒の話題を振って飲食店を取り上げるのってどうよ、と思わなくもないが、そこはご勘弁。

 ラーメンフリークの筆者は同市に行くと必ず同店に立ち寄るが、とにかく盛りがいいのが「らい久」の特長。味噌、塩、正油の基本3味が「中」で650円、それで麺の量は250グラムもある。麺140〜160グラムくらいが一般的なので、この「中」は事実上の「特盛」に相当する。

岩見沢、味の幸福を売るラーメン店「らい久」
「サムワン・ライキュー」とブルーアイド・ソウルのバンドが歌いそうな店名は、どこかオシャレ

 味の方は、昔ながらの懐かしいウマさ。かなり前にこっそり紹介した札幌市の「味確認ラーメン」(北区屯田)と同様に懐ウマなのである。外観同様、店内もいい感じに年季が入っているのは両店に共通。昼時ともなると、タクシー運転手やサラリーマンなんぞがレナウンガールのごとくワンサカワンサ押し寄せる点まで共通する。

岩見沢、味の幸福を売るラーメン店「らい久」
メニューはシンプル。自信の表れですな

 しかしまあ、麺2玉入りの「特大」でも50円増の700円。3玉入りの「特製」になると1,100円に跳ね上がるのだが、一体どういうラーメンなのか見てみたい。「喰いものは残さない、死んでも完食」がポリシーの筆者は、自ら挑む愚行はしないけども。

 安くて、ウマくて、財布に優しい。岩見沢の「らい久」は、ラーメン店の鏡なのである。(ひ)



Posted by 北方ジャーナル at 09:55│Comments(0)
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