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2011年02月27日

ニトリが応援し、釧路市が台湾へタンチョウを寄贈

ニトリが応援し、釧路市が台湾へタンチョウを寄贈
調印式では、寄贈するつがいのタンチョウの写真もお披露目された(2月26日)



国の特別天然記念物、タンチョウが釧路市から台湾に寄贈されることが決まり、26日、北海道と釧路市、株式会社ニトリホールディングスが連携を図る協定を締結した。札幌市内のホテルで行なわれた協定式には、高橋はるみ知事、蝦名大也釧路市長、似鳥昭雄社長が出席し協定書に署名をした。

ニトリが応援し、釧路市が台湾へタンチョウを寄贈
協定書に署名する似鳥社長(左)・高橋知事・蝦名市長


09年12月に札幌市内に台湾の外国窓口「台北中日文化代表処札幌分処」が開設された際、台湾から道に要請があった。絶滅の恐れのある野生動物の国際的商取引はワシントン条約で禁止されているが、動物園など生息域外での保全や学術研究は許されるという。

寄贈されるタンチョウは、釧路市の阿寒国際ツルセンターで飼育されているビック(雄、8歳)と釧路市動物園のキカ(雌、5歳)。3月中旬に三者による「サルルンカムイ・プロジェクト支援委員会」を発足させ、釧路市は台北市立動物園へ寄贈するタンチョウの技術指導・研究指導、道はタンチョウ輸出に関する認可申請等事務手続きの実施、株式会社ニトリホールディングスは輸送や現地での飼育指導にかかる経費数千万円を負担する。つがいのタンチョウは9月下旬に台北市動物園に寄贈され、10月公開される予定。

協定調印式で高橋知事は「これを機に台湾との交流が更に高まっていくことを期待したい」と挨拶。蝦名市長は「協力して学術成果を上げたい」と述べ、似鳥社長は「1985年のプラザ合意以来、台湾とは古い付き合いがある。幸運の象徴であるツルにあやかりたい」と話した。 (あ)



Posted by 北方ジャーナル at 15:04│Comments(0)
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