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2011年02月12日

北海道知事選に出馬する“スーパー”な木村俊昭さん

北海道知事選に出馬する“スーパー”な木村俊昭さん
インタビューに答える木村さん(1月30日。札幌市内)


 世の中が雪まつりだの、ムバラク辞任だのと賑やかだったり騒がしい中で、静かに(?)近づいて来ているのが今春の統一地方選である。我が北海道でも各首長・議員選が目白押しだが、やはり最大の注目は北海道知事選挙であろう。

 4月10日に投開票を迎える知事選は、自民党などの支持をバックに3選を目指す現職の高橋はるみ氏(57)に対して、民主党などが担ぎ上げた木村俊昭氏(50)と共産党が推す宮内聡氏(47)の2氏が挑む構図となっている。“決戦”まで2カ月を切った現在だが、本誌は間もなく発売になる3月号で高橋氏の対抗馬と目される木村氏のインタビューを掲載する。

 オホーツクで生まれ育ち小樽市役所で地方公務員として勤務していた木村氏は、その八面六臂ぶりの働きぶりが霞が関の目に留まり、内閣府や農林水産省で企画官として重用された経歴の持ち主である。地域活性化、地域再生が専門分野で、その行動力とアイデアの豊かさはかねてから定評のある人物だ。近年は“スーパー公務員”と称され、全国各地を講演会で飛び回る毎日だった。

 今回のインタビューの詳細は本誌でご確認いただくとして、これまで同氏が取り組んださまざまな地域活性化の事例や北海道の基幹産業である一次産業をベースに再生を果たしていくべきという主張は、一定の説得力があったことは確か。

 小柄だが、エネルギッシュ。愛嬌のある童顔(綾小路きみまろ似との評あり)から繰り出される歯切れのいい語り口は、なかなかに興味深かった。残念なのは、出馬表明が1月半ばと相当に遅かったこと。これはむしろ民主党北海道などに帰されるべき責任だが、知名度アップや政策訴求という点で不利な戦いになっていることは間違いない。

 さて、“スーパー”な男は、公務員から政治家への転身を果たせるか──。                           (く)



Posted by 北方ジャーナル at 16:41│Comments(0)
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