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2010年10月12日

辞職し衆院道5区補選に出馬した町村の吉凶やいかに

辞職し衆院道5区補選に出馬した町村の吉凶やいかに
第一声で支持を訴える町村信孝氏 (札幌市厚別区の選対本部前、9時30分頃)

菅直人改造内閣が発足して初めての国政選挙となる衆院北海道5区補欠選挙が告示された。北教組から陣営が不正な資金提供を受けた民主党・小林千代美前衆院議員の辞職に伴い行なわれる出直し選挙となる。

立候補したのは、届け出順に民主党・中前茂之(38・新)、共産党・宮内聡(47・新)、幸福実現党・森山佳則(43・新)、自民党・町村信孝(66・前)、無所属・河村美知子(62・新)の5氏。届け出を済ませた各候補は、選対本部前で12日間の戦いに向けた第一声を上げた。

昨夏の総選挙では小林氏に小選挙区で敗れて比例復活した町村氏は、空席となった「道5区選出」というポスト奪還のため、あえて辞職するという背水の陣で挑むことになる。

辞職し衆院道5区補選に出馬した町村の吉凶やいかに
(前列左から) 安倍晋三、大村秀章、小池百合子の各氏

町村陣営でも午前9時過ぎから出陣式が行なわれ、安倍晋三元首相をはじめ、小池百合子総務会長や大村秀章衆院議員など自民党の有力議員が応援に駆けつけ、それぞれ勝利を誓いながら玉串を奉奠した。

第一声でこの補選を「やり直し選挙」とした町村氏は、小林氏をはじめとする民主党議員の「政治とカネ」の問題や、現政権による外交・安全保障政策の稚拙さを挙げ、自らが先頭に立って民主党政権の誤った方向を正していくと訴えた。

辞職し衆院道5区補選に出馬した町村の吉凶やいかに
街宣車に乗り込み、選対本部を出発

この1年間、国民の期待に応えられなかった政権に嫌気がさしたのか、先の参院選や全国の地方選挙では民主党に強い逆風が吹いた。この補選も民主党議員の「政治とカネ」が発端だけに、事実上の一騎打ち相手である中前氏にとっても、知名度のなさも相まって厳しい戦いとなりそうだ。

「やっぱり町村」なのか、「それでも民主党」なのか――。
道5区有権者の審判は24日に下される。  (や)




Posted by 北方ジャーナル at 17:03│Comments(0)
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