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月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 「医療から農業へ」カレスサッポロの西村理事長が近く退任

2010年07月15日

「医療から農業へ」カレスサッポロの西村理事長が近く退任


社会医療法人社団カレスサッポロ(本部札幌)は、7月10日の理事会で大城辰美理事(54/スクウェア・ワン社長)を新理事長として選出し、西村昭男理事長(79)の任期を7月末までとすることを決めた。

医師資格のない大城氏だが、今回の就任については所定の手続き(医療法第46条の3)を経て6月23日に北海道知事から認可が出ている。同氏は医療関連会社スクウェア・ワンを退職し8月1日からカレスサッポロの理事長職に専念する。また西村氏は理事長職のほか医療関係の全ての公職を辞し、近く室蘭で農業生産法人を設立する予定で、今後は「医療法人から農業法人へ」を合い言葉に新たな人生に挑戦するという。

「今回の新理事長選出は、単なる(私の引退による)世代交代という枠組みではない。わが国における医療経営の在り方に一石を投じる、あるいはひとつの回答としてカレスサッポロが打ち出すというものなのです」

今回の退任について、こう語る西村理事長。「医療経営の今後におけるひとつの回答」とは、医師資格を持つ理事長、すなわちドクターが病院の診療面と経営面を全体的に統括する従来の業界のスタイルと決別することを意味する。西村理事長は北海道大学病院第一外科出身の医師だが、病院経営の原点となった室蘭の日鋼記念病院時代から診療にはかかわらず、マネジメントに専心してきたことで知られる。以後、その手腕と理念によって胆振地方と札幌方面で巨大な医療グループをつくりあげたことは業界の語り草だ。

新理事長に選出された大城氏は、西村理事長が全国から公募した事務職幹部の一人で1995年から同理事長の側近として働いてきた人物。近年はカレスサッポロの事業展開の道筋をつけるとともに、スクウェア・ワンを設立してカレスグループを含む全国の地域基幹病院の経営のフォローに尽力していた。

「私には、まだやりたいことがある。楽隠居するための退任では全くない」(西村理事長)

本誌では8月15日発売の9月号で、今回のトップ交代に関して西村理事長への直撃インタビューを掲載する予定だ。「医の巨人」と称され、医療の可能性に果敢に挑戦してきた西村氏の79歳にしての転身──。そこにはどんな真意が隠されているのか? (く)




Posted by 北方ジャーナル at 11:31│Comments(0)
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 昭和47年(1972年)創刊。生活者の視点と取材を重視する編集方針を創刊以来のポリシーとし、05年11月からは有限会社Re Studio(リ・スタジオ)が発行。道内有名書店などで毎月15日前後に発売。購読の申し込みや問い合わせ、情報提供などはサイドバーにある「編集部へメッセージ」からどうぞ。
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