さぽろぐ

新聞・ニュース  |札幌市東区

ログインヘルプ


 › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 生粋の商売人、加森公人社長にインタビュー

2010年05月23日

生粋の商売人、加森公人社長にインタビュー

 生粋の商売人、加森公人社長にインタビューインタビューが佳境に差し掛かったあたりのこと。「ところで社長の会社って、この駅前の本社ビル(築数十年と思しい)も含めて本当に物持ちがいいですよね」と振ってみたら、笑いながら「ちょっと部屋見ていくかい?」と応接室の隣にある“社長室”に案内された。

 そこで通されたのは、倉庫か資料部屋といった趣きの雑然とした小部屋だった。見ると質素なデスクが2つある。聞けば専務と2人で使用しているとのことで、棚などもレジャー施設で要らなくなったものを利用しているのだという。

「だいたいね。社長1人でデカイ部屋を使ってるとロクな事がないヨ」

 こう言って加森社長は笑う。そこで私が誰の社長室を思い浮かべたかはともかく、今回のインタビューは本当に面白かった。なんと言うか、生粋の商売人なのである。すでに1980年代の終わりから海外に進出している加森観光グループは、現在関連会社30社を率い、ルスツリゾートなど数多の観光施設を舞台に、年間400億円を売り上げるほどの成長を見せている。そのトップ、加森公人社長は、経営破綻した観光地の再生請負人として国交省から「観光カリスマ」の称号を与えられ、現在も抜群の行動力で海外と全国を飛び歩いている。

「まあ、1カ月の3分の2ぐらいは出張に出てますね。施設があちこちにあるもんですから」

 最近何かとトップの口から語られることが多くなったグローバリズムや社会貢献だが、加森社長は自然体の経営の中で、いち早くそれらを胃の腑に収めてしまっている感がある。

「トップって誰にも怒られないでしょ。だから戒めの意味も含めて手帳に社是や経営ポリシーを書いて、持ち歩いてるんです」

 そうですか。私なんざいつも社員に文句言われてますが──。それはともかく、何かと示唆に富む今回インタビューの詳細は本誌7月号で是非ご確認を。  (く)



Posted by 北方ジャーナル at 12:23│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
削除
生粋の商売人、加森公人社長にインタビュー
    コメント(0)