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2010年02月15日

クルマのサイズ感って?

クルマのサイズ感って?
ゴルフヴァリアントTSIコンフォートライン

 さる年末、クライアントでもあるディーラーから「決算でどうしても…」と断りきれないオフォーがきて、会社でリースしているクルマをフォルクスワーゲンのゴルフGT TSIから新型のゴルフヴァリアントTSIコンフォートラインに入れ替えた。

 それ以来、あらためて考えさせられたのがクルマの“サイズ感”というテーマ。読者それぞれハンドルを握っておられるクルマのサイズ感は、どんなものだろうか?

 享楽的に走りを独りで楽しみたいとなれば、2座ベースの高級スポーツカーあたりをチョイスしたくなるのがクルマ好きの常だが、たいていの場合、家族事情や経済事情が、おいそれとそれを許さない。その結果、大衆車のセダンかミニバンだったりするわけだが、大事なのは、クルマがその人のライフスタイルにマッチしているかどうかだと私はいつも思う。それを私はサイズ感と言う。

 例えば、以前のリース車のゴルフはGTは、いわゆる大衆車の5ドアハッチバックスタイルだが、実用性という点ではかなりの範囲をカバーしていた。例えば4人乗車で荷物を積み、長距離移動というシチュエーションでもほとんどの場合、何のストレスも感じさせないパッケージングと走りの性能があった。洒落でハッチゲート内に一人を押し込んで近くの食堂にスタッフたちと出かけたこともあったが、「結構快適ですね」とのことだった(笑)。

 今度のゴルフヴァリアントTSIコンフォートラインは、新型ゴルフをベースにしたステーションワゴンである。ゴルフに比べると全長が350mm ほど長くなっているが、これはそのまま荷室が広がったことを意味する。荷室の段差も無くなり、実際に使ってみると大きな荷物の出し入れも非常に楽だ。

 ステーションワゴンよりサイズが大きいクルマとなれば、7人乗車のミニバンやハイエースのようなワンボックスということになるが、個人的にはこの手のクルマにはあまり興味が湧かない。大家族や業務用で大人数を運ぶには向いているが、街中でこれらを見かけても3列シートが埋まっていることは、ほぼない。女性が独りで大型SUVのハンドルを握ってスーパーなどに乗りつけている姿を見かけることもままあるが、なんとも場違いな印象だ。

 洋服と一緒で、クルマもサイズ感がしっくりこないと何だか落ち着かないものだ。次の機会には、走りのインプレッションを報告したい。 (く)



Posted by 北方ジャーナル at 01:40│Comments(0)
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