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2010年01月22日

「毎度お騒がせ」小沢幹事長札幌での挨拶(全文)

「毎度お騒がせ」小沢幹事長札幌での挨拶(全文)
写真左から次期参院選出馬予定の藤川雅司氏、小沢氏、同候補予定の徳永エリ氏

 えーみなさんこんばんは。ただいまご挨拶しておられました、小林(ちよみ)君以上に毎度お騒がせいたしております、小沢一郎でございます。えーまずは、新年でございますので、皆様に新年のお祝いを申し上げます。新年あけましておめでとうございます。
 
 今日は、北海道札幌、雪道で遅れて渋滞で遅れてしまいまして、誠に申し訳ありません。今日中にまた東京に戻らなければなりませんので、その点はひとつご勘弁を願いたいと思います。
 
 まずもって、皆様方には、昨年の総選挙。ほんとうにこの北の大地から、政権交代の力を、機動力を発揮していただきまして、大勝させていただきました。まさにこの、皆さんのお力、これにわたくしも何度も何度もこちらに参りましてはお願いをいたしましたが、そうしたわたくしどもの期待に応えていただきまして、道民のみなさん、市民のみなさんが、こうして壇上におられます大勢の同志を当選させていただきました。わたくしはこのことにつきまして、本当に道民のみなさん、市民のみなさん、この機会をお借りいたしまして、心から厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 政権交代をいたしましてから、4カ月経ちました。そして今、お話がありましたように、常会、通常国会が始まったわけであります。予算の審議から入るわけでありますが、この予算案、昨年末に本当にみんなで、選挙中に約束した、国民の生活を守る、そして地域社会を再生させる。そういう考え方の元で、限られた財源の元で、わたくしは本当にいい予算が出来たと思っております。まだまだその中身が正確に報道されておりませんので、随分とご存じないことが国民のみなさんも多いと思いますけども、現実にこの予算が執行されましたならば、ああ、本当に政権が変わったんだなあ、そして民主党の政権だからこそ、こういう予算がつくれたんだなあ、そういう実感を、わたくしはみなさんに持っていただけるものである。そのように考えております。
 
 もちろん、中身は「コンクリートから人へ」という言葉が一人歩きしておりますけれども、わたくし自身の持論といたしまして、もちろん国民の生活、人への配慮、国民のみなさんへの配慮、このことが一番大事であることは事実でありますけれども、そのためには、その基本となる、基盤となるインフラの整備も当然必要なわけでありまして、無駄な公共事業はする必要がありませんけれども、国民への、地域社会のみなさんのために、地域社会の発展のためになることは、当然、やっていかなければなりません。
 
 わたくしはそういう意味におきまして、高速道路のネットワークの問題、あるいは新幹線の問題につきましても、本当に幹事長室に3千数百という、全国から予算の要望がなされました。陳情と言いますと、どうしても歳出をもっと増やせ増やせ増やせということになるわけでありますけれども、内閣におきまして、今年度以上の、4月からの来年度は、今年度以上の借金はしないという方針を決めたわけですが、わたくしどもとしてはその内閣の決定した予算編成方針の中で、なんとかみなさんとの約束を実行しなくちゃいけない。まあそういうことで、えー、子育て、子ども手当てや、高校の無償化とか、あるいは医療とか介護とか、そういう人の生活に関する問題と同時に、今申し上げましたような新幹線、あるいは高速道路のネットワークの完成につきましても、全く新しい仕組みをつくることで合意いたしております。
 
 そういうことを含めまして、もちろん所得保障政策もみんな、入っております。ただ、よくマスコミからいろんなこと言われますけれども、わずかね、自民党、自公政権が、政治も経済も行政も無茶苦茶にしてしまった後を引き継いで、わずか2カ月経って予算編成。そしてまだ4カ月しか経っておりません。魔法使いじゃあるまいしね、そんなにまるっきりそれだけでね、変えられるわけがない。しかし今言ったように、私たちはちゃんと、一歩一歩着実に、施策を予算に盛り込んでおります。どうかそういう意味において、さらにはいわゆる地方の財源と権限、これを増やすために、交付金も、いわゆる自治省で今まで出しておりました、地方交付税という名の下の自主財源の他に、国交省、建設省、運輸省ですね昔で言えば。あるいは農林省、これをひも付き補助金をやめて、それを全部交付金として各地域に交付する。自主財源として交付すると。そういうのをきちっと予算の中で合意して、いま国交省の中でも2兆円以上の交付金の積み上げをやっているところであります。
 
 まあいずれにいたしましても、わたくしども、本当に一生懸命、みなさんとの約束を守ろう。国民の生活を守ろう、地域社会を再生しよう。そういう気持ちでイッショケンメ、努力していることだけは、ぜひとも皆様にご理解をいただきたいと、そのように考えてる次第であります。
 
 先程、三井道連会長からお話ありました。これからもっともっと、国民の皆様との約束を、本当に実行していかなければならん。そのためには今年の夏の参議院選挙は最終の戦いになります。衆議院では本当に、いままでかつてないほどの、最大の、308名、そして312名の、あとで加わった人も含めて議席をいただきましたけども、参議院では、残念ながらまだ過半数に届きません。そういう意味において、なんとしてもこの参議院選挙で皆様のお力添えをいただいて、本当に安定した政権を作り上げて、そして思い切って、官僚支配ではない、本当の意味の国民主導の、政治家主導の政治を作り上げなければならない。そのように考えております。
 
 この道連におきましては、二人の、北海道において、徳永君と藤川君という、非常に素晴らしい候補者をみなさんで選んでいただきました。もちろんこれから本部において、公認の手続きを取るということに相成るわけでありますけれども、ぜひ皆さんのお力を借りて、この北海道、衆議院のあのときの力を発揮していただけば、必ず2名当選することができるとわたくしは信じております。どうかそういう意味におきまして、皆さんの一層のお力添えを賜り、そして本当に鳩山内閣が、我々民主党内閣が、国民の生活が第一だと、地域の再建、再生、これを目指すんだ。そういう思い切った政策を安定した基盤の元で作り上げることが出来ますよう、ぜひともこの、皆様のお力添えを心から重ねてお願いする次第であります。本日は本当に、新春のパーテー(ママ)。大変お忙しいところ、また寒さが戻った今日、このように大勢の皆さんが参加して、盛大に開催できますことを、道連の仲間の皆さんと同様に、わたくしからも重ねて御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。



Posted by 北方ジャーナル at 21:59│Comments(0)
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