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2010年01月15日

「北方ジャーナル」2010年2月号

「北方ジャーナル」2010年2月号

1月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、オンライン書店『Fujisan.co.jp』
または当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。



北方ジャーナル2010年2月号
時代を撃つ北の報道・評論誌


【報道特集】雪堆積場1カ所の閉鎖に4億円超の血税を投入?

大丈夫か! 札幌市の雪対策
迷走する「新琴似8横」の後始末

「北方ジャーナル」2010年2月号
昨シーズン、本格的な降雪期を目前にした平成20年12月20日に開設される予定だった「新琴似8横雪たい積場」(札幌市北区)。その閉鎖が札幌市のホームページで告知されたのは、開設日が2日後に迫った同月18日のことだった。市内有数の規模を誇る雪堆積場の突然の閉鎖は、暖冬のために目立った混乱は生まなかったものの、札幌市の雪対策事業に暗い影を落とすことになった。「8横」が閉鎖に至った顛末は既報(21年5月号)したところだが、その余波は今なお続いているようだ。
(1月7日現在)



【報道特集】時代の波に洗われる札幌市の開発事業


いま、まさに正念場!新札幌の副都心開発
公社はキーテナントを繋ぎ止めたが…

「北方ジャーナル」2010年2月号
札幌市の開発事業が時代の波に洗われている。なかでも1970年代の高度成長期から始まった「厚別副都心開発」は、その典型だろう。JR新札幌駅を中心としたエリアを札幌の副都心として位置づけ、商業施設や公共施設を集積することで「多核心型都市づくり」を目指したものの、経済情勢や商業環境の劇的な変化などで、いまや事業は停滞を余儀なくされている。副都心の中核施設の“大家”で札幌市が筆頭株主として出資する第三セクター、株式会社札幌副都心開発公社(加藤啓世社長)の現状と課題を含め「副都心」の“いま”を検証する。



【連載】「倶楽部は踊る──記者クラブはどこへ」(第9回)

「市長、私にも質問させてください」
──札幌市長定例会見、オープン化ならず

「北方ジャーナル」2010年2月号
小欄第七回で、本誌は“誤報”を活字にした。政令市札幌の市政記者クラブは、市長定例記者会見をオープン化している――。これが誤りだとわかったのは、昨年十二月末。「(市長への)質問に関しては、クラブ規約に定められたクラブ加盟社に限定しております」(札幌市政記者クラブ)。なるほど、メディア側に会見開放の意志はない。では、もう一方の側は――。答えを求めるクラブ未加盟社(本誌)に、しかしそれを問う機会はなかなか訪れないのだった。(小笠原 淳)



【連載】貧しき亜寒帯──極北の貧困
第18回/極私的・路上十年紀 ふたたび

今年も、志村さんの話をしよう
──脱路上2年目の初詣

「北方ジャーナル」2010年2月号
十一年前の一月十日、志村孝市さん(49)は部屋を失った。ちょうど十年後の昨年一月十日、志村さんは再び部屋を得た。ホームレスと呼ばれることがなくなって一年が過ぎ、昨年暮れは路上で年を越さずに新年を迎えられる筈だった。私(41)と志村さんとの年中行事も、一年前に終わっていた筈だった。…という逸話はともかく、志村さんとは誰なのか。これから五ページほどおつき合いいただければ、それはある程度わかることになっている。そう、今年もまた、志村さんの話をしよう。(小笠原 淳)

【札幌市政検証】2期目折り返しの上田市長に重い課題

札幌市の「藻岩山整備計画」に
一部の市民団体から異論噴出

「北方ジャーナル」2010年2月号
〇九年は上田市政にとって二期目の折り返しの年だった。しかし、丘珠空港からの全日空撤退、さっぽろテレビ塔の運営会社で発覚した横領問題など、市が直接関わる事案ではないにしろ、上田市政の手腕が問われる課題が相次いで浮上した年でもある。こうした中、昨秋以降に政治課題として急浮上したのが、今春に着工する藻岩山(531メートル)の再開発事業だ。総事業費約二十八億円をかけて老朽化したロープウェイや頂上展望台などを改修するという市の計画に対して、複数の自然保護団体が強硬に反対している。市は一度取りまとめた計画を縮小した修正案を十二月に提示したが、これで事態は収拾に向かうのか──。(1月8日)



【連載】ひきこもりの周辺 (3)

「ただ、生き延びて欲しい──」
長期化や高齢化が新たな課題に

「メンタルサポート活動12年の歩み」と題した一冊の小冊子がある。本誌十二月号で紹介した「小樽不登校・ひきこもり家族交流会」の世話人、鈴木祐子さん(62)が昨年春、これまでの活動をまとめたものだ。不登校やひきこもりの当事者に、絵葉書を送ったり家庭へのボランティア派遣といった支援を続け、彼らがどのように“今”を過ごしているかを追跡。三十一人の事例を紹介している。発達障害を乗り越え専門学校入学を果たした男性の事例などは、ひきこもりの多様性を伝えるとともに、第三者の支援がいかに必要かをも示している。しかし、鈴木さんらの地道な活動にも関わらず、ひきこもりは今も増え続け、長期化と高齢化は新たな社会問題として浮上している。



【報道特集】札幌発! マチの賑わいの原点“市場”の今を追う

時代に押され変貌する「サカナ町」
──いま衰退と再生のなかで
新たな“うねり”に乗るか「二条市場」

鮮魚店など小規模な小売業者が軒を連ねる、いわゆる「市場」が時代の波に洗われ、道内観光の人気スポットとして知られる札幌・二条市場にも変化の兆しが現れている。かつて「庶民の台所」として知られたこのマチ近隣には、ここ数年で高層マンションが林立するようになり、若者を意識した飲食店も増えてきた。最近では「創成川イースト」という別名で呼ばれ、都心に最も近い生活空間としても注目を集めている側面もある。明治以来、札幌の歴史を見つめてきた「サカナ町」は、時代の新たな“うねり”のなかで、どう生き残りを図るのか。



【ニュース】
●大地の忘年会でムネオが“政権交代効果”を披露
 大地・八代英太が次期参院選に民主比例全国区から出馬

●キャリアバンク・佐藤社長への名誉毀損を認定。ウイング側は控訴せず
 札幌地裁の判決はウイング出版側に80万円の賠償命令



【長期連載】シリーズ特集 ススキノは変われるか?
変わるマチ、変わらない価値
「北方ジャーナル」2010年2月号
少年期、肌で感じたマチの変貌。住民として願う“ススキノ復興”
【遠藤興産取締役 遠藤 隆三さん】

 物心ついたら、実家は歓楽街のど真ん中にあった。
「ふるさとであり、現在住んでいるマチではあるんですが、飽くまでも住んでるだけなんですよね。ススキノで商売をさせて貰ってるわけではないんですよ」
 歓楽街ススキノには、“地域”としての顔もある。ほかの地区よりも若干、いや、かなり多めに商業施設がひしめいているものの、その中に人の暮らしがまったく息づいていないわけではない。毎夜マチを訪れる人たちが眼にする非日常は、そこに住む人たちにとっては紛れもなく日常だ。
「昔はもっと生活臭があったんですよ。バブルのころからですよね、一気に変わり始めたのは」
 ほんの二十年ほど前までの古きよき時代のマチの姿は、今やビルとビルとの間に遠慮がちに残るばかりだ。それでも、マチがある限りそこから人の息吹きが途絶えることはない。
「個人的には、不夜城だからこそ安心できる、治安が保たれていると思うんですけどね」
 ススキノは「道劇ビル」の建つブロックあたりにちょっと場違いなお屋敷が佇む姿は、ススキノの常連なら誰もがよく知る光景でしょう。あのお家はいったい何なのか。今宵、その謎が解ける――かもしれない。


【コラム】夏井功の「夜を駈ける車イス」
『寒い夜の、ちょっとだけ暖かい話』


【特集】冬の道内観光

厳寒! 冬こそ北海道


【函館観光特集】
灯(ひかり)あふれる浪漫都市 冬の函館物語


【提言】新政権の介護福祉政策に期待する
今こそ“在宅偏重”の解消の時。特養の緊急整備を加速させよ!
公益社団法人 全国老人福祉施設協議会 会長 中田 清 氏


【2月7日「北方領土の日」特集】
今こそ日ロ関係の「第二幕」を開けよ!


【長期連載】“農と食”北の大地から

佐々木隆博政務官に聴く  聴き手 ルポライター 滝川 康治
「戸別所得補償制度導入」「土木事業見直し」…。
民主党政権は日本農業をこうやって立て直す!


【長期連載】北海道独立論 特別篇 (白井 暢明)
教師と学生の新たな関係とは?
北の大地で未来の教育を考える


【視点】アイヌの誤謬
  砂澤チニタ
「アイヌ民族」への施策と
助成金こそ「事業仕分け」の対象とするべきだ


【人物クローズアップ】

北海道から九州まで全国を跨にかけた異色の“図書館屋” 石沢 修さん


【フォトレポート】

●連合北海道 新年交礼会「歴史は転換した。さらなる勝利を!」


【トピックス】
●小笠原クリニック札幌病院が出版記念講演を開催
●太陽グループ&東原社長が札幌市に史上最高2千万円を寄付


■人物四季報~この人の株は上がったか下がったか~

●石川 知裕 ●中山 雅史 ●高木 美帆
●清水 宏保 ●砂川 敏文 ●伊東 良孝
●仁科 雅晴 ●鳩山由紀夫 ●小沢 一郎
●野口 秀次 ●高橋 尚子 ●舟木 良晴
●藤井 裕久 ●鈴木 宗男 ●岩本  允


【information】
■シネマ『おとうと』
■シネマ『人間失格』
■ウェブサイト『北海道市場』
■新譜情報


【連載コラム】
*たまにはマンガも読みたまえ!
 松本零士『元祖 大四畳半大物語』
*風▲嬢の休日(すすきのヘルス「ラズベリードール」りおな)
*懐かしのRock ストレイ・キャッツ
「ヴェリー・ベスト・オブ・ストレイ・キャッツ」
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
 中井英夫『虚無への供物』
*異聞見聞稚内
*新設企業ファイル


■今月の表紙 鈴木翁二画
『あたらしい唄もなつかしい唄』


1月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、オンライン書店『Fujisan.co.jp』、または当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。




Posted by 北方ジャーナル at 00:01│Comments(0)
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