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2009年12月06日

鈴木邦男さん札幌で連続講演 真の祖国愛とは――


中央区のホテルオークラで、鈴木宗男さんと(12月5日午後)

 11月下旬に札幌市の出版社柏艪舎(同中央区、山本光伸代表)から単行本『日本の品格』を上梓した作家で新右翼「一水会」顧問の鈴木邦男さん(66)がこのほど、札幌市内で2週連続、3回のイベントに奔走し、著書に込められた日本と日本人へのメッセージを発信し続けた。


かでる27で(11月28日夕)

 11月28日夕に中央区のかでる27で開かれた北海道青年フォーラム主催の講演会では、一水会代表の木村三浩さん(53)と“競演”、「愛しきわが祖国日本の品格」をテーマに、自身の体験に基づく語りで家族愛や隣人愛、郷土愛に根差した祖国愛のあるべき姿を訴えた。会場にはいわゆる右翼・民族派の参加者が多く集まっていたが、同じ志を持つ聴衆に向けて「右翼の仲間内でしか通用しない言葉ばかりを使っていると、いつまでも成長しない。一般の人たちや左翼の人たちとも共通する言葉を探り、言論の力で社会をよくしていくのが本当の祖国愛だ」と呼びかけた。


紀伊國屋書店札幌店で、中島岳志さんと(12月4日夕)

 翌週の12月4日夕には、中央区の紀伊國屋書店札幌店1階特設ステージで北大准教授の中島岳志さん(34)との公開トークに臨み、約100人の参加者を前にナショナリズムの成り立ちなどについて話し合った。戦前からの日本の民族派運動史を解説する中島さんの語りに「ぼくよりもよほど詳しい」と驚き、「中島さんに勝てるのは昔の右翼の人たちとの交流体験しかないですね」と、苦笑混じりに体験談を語っていた。参加者からの「日本のアイデンティティに天皇制はぜひとも必要なのか」との質問には、「必要だと思います」と答え、自由な社会の実現のために天皇制のようなシステムが有効である場合があることを訴えた。

 翌5日午後、中央区・ホテルオークラの出版記念イベントでは、衆院議員の鈴木宗男さん(61)と“W鈴木”で公開対談を行ない、“抵抗勢力”でありながら明治政府に登用された榎本武揚のエピソードなどを紹介しつつ、国を背負う政治家に期待する思いを語った。宗男さんが2002年の「JR東労組不当逮捕事件」への抗議運動に連帯の意志を表明したことに触れ、「逮捕された人たちは革マルの活動家だった。それを知ってなお『誰であろうと冤罪で処罰するのは許せない』と語る宗男さんには感動した」と、邦男さん。「優しさに基づき、明治の元勲のような政治をやってください」とのエールに、宗男さんは「将来の日本のため、誠実で前向きな人材を育てていきたい」と答えた。予定時刻が過ぎても対話の熱は冷めず、終了間際に宗男さんが「また近いうちに、佐藤優さんなども交えてやりましょう、佐藤さんも柏艪舎のような地方出版を応援してますから」と提案、邦男さんが「それは面白い、必ず来ます」と賛同し、柏艪舎代表の山本光伸さん(67)も「ぜひお願いします」と応えた。会場には、三島由紀夫の民兵・楯の会の元会員らの証言をまとめた力作『火群のゆくへ』を柏艪舎から上梓した作家の鈴木亜繪美さん(50)も駆け付け、“トリプル鈴木”のサプライズに会場が沸く一幕もあった。


左から鈴木邦男さん、鈴木亜繪美さん、山本光伸さん

 2週連続の来札講演を果たした鈴木邦男さんは、疲れを見せることもなく予定終了直後から本誌「記者クラブ」連載のインタビューに対応、「どんな事情があろうと、政治・思想信条で当局がメディアを差別するのはよくない」など、考えるところを率直に語っていた。

 新刊『日本の品格』と、鈴木亜繪美さんの『火群のゆくへ』は、ともに全国の書店などで取り扱い中。問い合わせは、柏艪舎(011・219・1211、mail@hakurosya.com )へ。




Posted by 北方ジャーナル at 15:55│Comments(0)
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