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2009年09月29日

Viva! オホーツク北見塩やきそば

Viva! オホーツク北見塩やきそば

 札幌市内からオホーツクの中核都市・北見市への距離は、片道300キロメートルほど。所要時間は高速道路をフルに使うと約4時間だ。昨日、北見信金の池田理事長にインタビューすべく上司と日帰り出張を敢行したが、長距離ドライブが辛いかと訊かれれば辛いものの、では行きたくないかと訊かれればそうでもない。道内有数の厳しい寒さを逆手に取った「北見厳寒の焼き肉まつり」に代表されるように、同市は焼き肉のイメージが強いが、ほかにも旨い食べ物があるからだ。

 今回は強行スケジュールゆえ昼メシしか楽しめなかったが、そこでチョイスしたのが「オホーツク北見塩やきそば」。2年程前に誕生したこのメニューは、開催中の「さっぽろオータムフェスト」をはじめ、いまや道内各地のイベントで見掛けるご当地グルメの雄。その美味しさは今さら言うまでもないのだが、郷に入らば郷に従え、本場に行ったら本場モノを喰え、札幌ドームではファイターズに勝たせろ、なのである。

 そんなわけで足を運んだのが、国内地ビールの草分けであるオホーツクビールのオホーツクビアファクトリー。昼はランチもやっている同店は、このご当地メニューの旨さに開眼させてくれたビアホールである。「オホーツク北見塩やきそば」の定義やルールは公式HPで確認していただくとして、同店における北見塩やきそばの特長を一口に言えば、豪快さと繊細さの微妙なマッチングというところにある。

Viva! オホーツク北見塩やきそば 鉄板の上に盛って供する、というのは同メニューのルールのひとつ。同店の場合は、メニューを運んできたウエイターのナイスガイorナイスギャルが、目の前でホタテのダシがしっかり効いたスープを豪快にぶっかけてくれるんです。ジュワワーとスープが爆ぜる音と同時に、鼻孔をくすぐる芳香が周囲に満ちる。客はソイヤっと一世風靡さながら、一心不乱に北見産タマネギをはじめとする具材と麺を混ぜ合わせるわけだが、ここで初めて、麺のなかに隠れていた大粒のホタテちゃんと邂逅する。うーん、ロマンチック。

 作付面積日本一を誇る北見産タマネギの甘み、オホーツクを代表する海産物のひとつであるホタテの旨味をググッと引き出した「オホーツク北見塩やきそば」。こりゃ、旨くないわけがない。ホタテとのロマンチックな出会い以降は、北欧バイキングさながらの蛮勇を奮った激闘となるのだが、それもまた良し。いや、満腹、満足でした。

 それにしても、ちょっと悔しかったのが、女満別空港経由で来たと見られるバスツアーの一行を目にしたことだ。真っ昼間から、オホーツクビールが誇る絶品の地ビールをグイグイ飲っていらしゃる。次は絶対、宿をとって出掛けたいものです。(ひ)




Posted by 北方ジャーナル at 17:40│Comments(0)
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