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月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 自民に塩? 幸福実現党の「総選挙撤退報道」【1】

2009年08月14日

自民に塩? 幸福実現党の「総選挙撤退報道」【1】

 私は発売になったばかりの本誌9月号の巻頭言で、ここ2年間あまりの政局は“事実は小説より奇なり”を地で行っていると記したが、そんな出来事がまた起きた。

 8月13日未明から、宗教法人「幸福の科学」を母体とする政治団体「幸福実現党」(大川隆法総裁)が今回の総選挙から全面撤退する旨のニュースがネットに流れ始めた。だが13日午後になって同党は記者会見を開き、「全面撤退はしない。現時点では戦いを続行する」ことを正式に表明するに及ぶ。このドタバタ劇は、いったい何を意味しているのか──。

 以下は毎日新聞(ウェブ版8月13日16時07分)の引用だ(1部)

 
(同党は)300小選挙区と比例代表11ブロックすべてに計347人の候補者を立てる準備をしていたが、小選挙区を中心に最大50人程度減らすことを検討するという。

 記者会見した饗庭直道(あえばじきどう)広報本部長は「あえて身を引くことも選択肢の一つとして検討した」と説明。「自民系を中心とした保守系を間接的に応援する」狙いだったが、13日に党役員と立候補予定者が協議し、一部の小選挙区で保守系勢力との連携を探ることにしたという。大川総裁が予定通り出馬するかは「検討中」とした。
 
 これが産経ニュース(ウェブ版8月13日22時51分)だと、こんな感じだ。

 宗教法人「幸福の科学」を母体とする「幸福実現党」(大川隆法総裁)は13日、衆院選から撤退するかどうかをめぐり党内で意見が対立するドタバタぶりをみせた。「同じ保守勢力の分裂を避けるには撤退すべき」(党幹部)との意見が党内にあったためだが、同日の役員会で選挙活動を続行する方針を確認した。

 同党はこれまで300選挙区と比例代表11ブロックに計347人の出馬を発表したが、一部の立候補予定者に党として選挙から撤退するとの方針が伝えられ、党役員や候補者から異論が出ていたという。

 同党の饗庭直道広報本部長は同日の記者会見で「民主党を独り勝ちさせないために保守系勢力と協力する」と述べ、自民党などとの選挙協力の可能性に言及した。ただ、公示が18日に迫っていることから選挙協力が実現するかどうかは不透明だ。

 要は、同党は民主党政権の成立を阻止するために自ら身を引く事を考えたが、党内で統一ができず、中途半端な形になってしまった──。どうやら比例東京ブロックで立候補することを明らかにしていた大川総裁自身の出馬も怪しくなってきたようだ。

 このようなドタバタや方針転換は、有権者や国民にとって極めて分かりづらいものとして映る。というより、仮にもここまで全国的に選挙の準備を進め、思い切り派手にアナウンスしてきた政党である。公示を目前にして「イチ抜けた」と言われたら、もう呆れる他はない。

 同党のお家の事情はともかく、有権者の信頼を失う行為と言われても仕方ないだろう。ところが不思議なことは、まだ続く。翌14日の日刊紙を含むマスコミの動きである───。(く)



Posted by 北方ジャーナル at 13:04│Comments(0)
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