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2009年08月11日

没後20年の彫刻家、砂澤ビッキを偲ぶ

没後20年の彫刻家、砂澤ビッキを偲ぶ
会場の「エコミュージアムおさしまセンター」

 8月8日(土)から30日(日)までの間、音威子府村の「エコミュージアムおさしまセンター」で、北海道出身の彫刻家、砂澤ビッキ氏没後20年にちなむイベント「第14回樹を語り作品展」(同実行委主催)が開催されている

 同展はビッキ氏が音威子府村に移住した翌年の1979年に始まり、「木と親しむ、木と遊び、木と語り合う」をテーマに創作仲間たちと行なっていたもの。生前には10回行なわれ、死後も不定期に開催されていた。今後は「没後20年という節目を踏まえ、“樹を語り作品展”にこだわらず、次のステップに進もう」という意見が実行委内部で高まり、今回が最後の開催と決まったという。

没後20年の彫刻家、砂澤ビッキを偲ぶ
ビッキの創作の様子が偲ばれる(センター内の「午後3時の部屋」)

 期間中は、生前交流のあった11人の作家とビッキ氏自身の作品、縁の品々などが同センターに展示され、初日の8日にはオープニングを飾って、「~樹を語り作品展~創造と発展に向けて」と題したシンポジウムも行なわれた。ここにはビッキ氏の長女で本誌連載でもお馴染みの砂澤チニタ氏もパネリストとして参加し、それぞれ熱い語りが披露されたもようだ。

「砂澤ビッキ記念館」という別称もある会場の「エコミュージアムおさしまセンター」は同村の旧筬島小学校を改装してオープンした、いわば「ビッキ美術館」。札幌から創作の場を移したビッキが、廃校まもない同校をアトリエとして使用していた縁の場所でもある。同展の模様は9月15日発売の10月号でもお伝えする予定だ。(く)

(開催データ)
8月30日(日)まで
「エコミュージアムおさしまセンター」
中川郡音威子府村字物満内55筬島
時間 9:30~16:30/※最終日の8月30日は正午まで
入場無料
■同展の問い合わせは、実行委事務局 ●01653-5-3311(担当宗原)まで。




Posted by 北方ジャーナル at 22:04│Comments(0)
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