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2009年07月19日
男性合唱団「ススキーノ」、赤レンガ庁舎に登場
カルチャーナイトで熱唱する「ススキーノ」
ユニークな男性合唱団として知られる「ススキーノ」が週末の金曜日、7月17日に開催された「カルチャーナイト」に登場し、定評ある歌声を披露した。
カルチャーナイトは、デンマークのコペンハーゲンが発祥の地。公共・文化施設や民間施設を夜間開放してもらい、市民が地域の文化を楽しむ行事として知られる。その北海道版が7月16日を前夜祭、翌17日を本祭として行なわれ、今回は市内の93カ所の公共・民間施設が夜間開放された。
風情ある佇まいを見せる夕暮れ近くの赤レンガ庁舎
今回、「ススキーノ」は、その開放施設のひとつである道庁赤レンガ庁舎に登場。暮れなずんできた夜7時過ぎに2階のシックな会議室を舞台に、「昴」や「上を向いて歩こう」など名曲の数々を重厚なハーモニーで歌い切り、大勢の観客を魅了した。
「ススキーノ」は2004年秋、長内勳氏の指導の下に結成され、いまや団員数80名以上という札幌に事務局を置く男性合唱団。ゆりかごから墓場まで、めでたいことから揉め事まで、すべて面倒を見ることができる人たちが揃っているとアピールする親父集団が「合唱」をキーワードに集ったものだ。
活動としては、05年のJR北海道本社ロビーコンサートでデビューして以来、確実に実績を積み重ね、08年5月には東京サントリーホールでのJAMAコンサートにも出演。多忙な経営者や代表者の集まりながら実力派の側面も備えている。
「練習や公演よりも、ススキノでの打ち上げを楽しみにしている御仁が多い」(団員)との話もあるが、一風変わった異業種交流の場にもなっている。今後の活動に注目である。 (く)
Posted by 北方ジャーナル at 08:58│Comments(0)
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