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2009年02月17日

帯広・北斗病院の“院内学会”で「北海道独立論」

帯広・北斗病院の“院内学会”で「北海道独立論」
院内スタッフを前に講演する白井教授(2月14日)

 十勝の拠点病院として知られる北斗病院(医療法人北斗/400床)が2月14日土曜日、「第10回北斗学会」を開催した。

 これは同病院がスタッフの意識啓発と相互研鑽のために毎年行なっている「発表会」的性格なもので、対外的な催しではないものの病院独自の取り組みとして興味深いものがある。本誌との関係深いトピックがあったことも含めて、今回の様子をお伝えしておこう。

 そのトピックとは、同病院会長の鎌田一氏の招聘によって本誌連載の「北海道独立論」でおなじみの白井暢明氏(名寄市立大学教授)が特別講演を行なったこと。今回の催しと講演について白井教授は、次のようにコメントを寄せている。

帯広北斗病院での講演会を終えて      白井暢明

 2月14日は刺激的な一日でした。帯広の北斗病院に招かれ、「第10回北斗学会」で講演してきました。演題は、「私の北海道独立論―“持続可能”国家の建設をめざして」ですが、それはともかくとして、その後の演題発表が秀逸でした(私も審査員)。

「病院がなんで学会?」と少々不思議に思っていた私でしたが、これがとても面白い会なのです。この病院に勤める医者、看護師、医療検査技師などがグループを作って様々なテーマで研究・調査した結果を発表するのですが、最大の見どころは6分以内という時間制限、少しでも超過すると失格するというわけです。さすがにどの発表者たちも充分練習してきたとみえて、時間前にピタリと終わります。普段、会議などではた迷惑な長演説にうんざりし続けている私としては、とても小気味がよく、まさに“清涼感”溢れるものでした。内容についても、予想に反して、全くの素人である私にもわかりやすく、個人的にも“関心の深い”もの(メタボ検診やいびき・無呼吸症候群の話など!)が多かったように思います。

 更に、この病院ではチーム医療がとても進んでいるという印象を受けました。一つの問題(診断、治療)に対して職員が専門的な職種を超え、チームワークで対処するという手法は、まさにこれからの医療の新しい流れの先端を行くものではないでしょうか。

 そしてその夜、酒宴の席での鎌田会長の話もまた刺激的でした。彼は、ヘルス・ケアは“新たな価値を創造する営み”であり、この病院で新しいヘルス・ケアのモデルを作って、それを世界に売り込むのだというのです。酒の勢いと会長のパッションに誘われて「食糧、環境、そしてヘルス・ケアを北海道の三種の神器として北海道独立をめざそう!」と高らかに誓い合い、昂揚感とアルコールの余韻を残しつつ翌朝帯広を後にした私でした。


帯広・北斗病院の“院内学会”で「北海道独立論」
熱心に聴き入った北斗病院の面々

 民間企業であれ、医療法人であれ、ひとつのベクトルで力を発揮するためには、スタッフの相互理解と不断の努力が欠かせない。また北海道独立というテーマが関心を広く呼んでいるという点でも今回の催しは興味深いものがある。

 北斗病院については、近々別角度からレポートをお届けする予定だ。




Posted by 北方ジャーナル at 17:00│Comments(0)
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