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2008年11月24日

酔談を書くかどうか。

酔談を書くかどうか。

 3連休前日の21日(金)夜、酒のアテに函館産イカ塩辛を買ったのが運の尽き(?)で、持ち帰り仕事がさっぱり進まないのである。古今亭志ん生のファンのみならず左党の皆さんなら先刻ご承知のように、塩辛というのは酒呑みの友達であって、これをアテるとグビグビと止まらなくなってしまい、ふつつかながらこのワタクシ、塩辛1瓶を喰い尽くすまでの2日間で日本酒1升を要しました。

 そんなこんなの味の素、アルコール漬けの頭のなかで仕事のことやどうでもいいこと、はたまたイヤラシイことなどいろいろと考えておりましたけれども、ふとしたことで12月1日から開始されるという「NHKオンデマンド」のことに思い至り、腹の中がハタハタをたっぷり使った「ぶりこ汁」をフーフーせずにガブッと飲んだときのように煮えくり返りまして、思わず筆を取った次第でございます。

 何に激昂しているかというと、要するに日本放送協会の略称と言われるNHKというのは、日頃から「みなさまのNHK」なんぞと自称しているような雰囲気なんだけれども、要するに「みなさまの受信料で成り立つ、私たちのNHK」なんじゃないかと確信的に閃いたわけなのです。

酔談を書くかどうか。 その閃きに至った経緯はといえば、近頃やたらと若年者の逮捕が相次ぐ大麻の所持使用に関してネット検索なんぞをかけながら持論形成をしておりましたところ、その際のBGMであったケヴィン・エアーズのCDがイギリスの公共放送たる英国放送協会(BBC)でのセッションであったことから、着想は大麻から遠く遊離して「小室哲哉的セコい事件までも誘発する故フランク・ザッパなら間違いなく憤慨転じて攻撃するであろう権利者に関係ない第3者に生業(もしくは余業)を付与するための日本におけるバカバカしい著作権の概念、そこに盲追する哀れな公共放送たるNHK」に至ったわけです。

 まだ書いてないのに宣言してしまって恐縮ですけども、これは少しばかり取材して酒の力をかなり借りれば、なかなか読み応えのある長編ハーレクイン・ロマンスになりそうな予感が芥子粒ほどあります。アルコールで混濁した頭で論旨の統一を図ろうとすると、結論的にはあらゆる産業に喰らい付く天下り元公務員は怪しからん、だいたい公務員の数が多すぎるのだから半減するか、あるいは国民全員を公務員にしろなどという暴論になりそうですけども、それはそれで面白かろうと、あえて予告編としてブログにアップしてしまう次第なのです。

 連休明けに編集部の面々の反対がなければ、泥酔時に折に触れてアップしていこうかなぁなんぞと考えているわけですが、酔談のテーマとして考えているものを「ノミネーツ、アアァ」(米グラミー賞のプレゼンターになった気分で声に出していただきたい)という感じで挙げますと、

 1. 私は何故にNHKが嫌いなのか
 2. 私にとってNHK番組はどうして詰まらないのか
 3. NHKが変わらないまま地デジ移行して大丈夫か
 4. 春風亭小朝の弟子に逸材が揃っているのはなぜか
 5. 道庁の存在意義は道職員を喰わせることにあるのか
 6. 道庁を廃止してデメリットはあるか。
 7. 道権限を政令市に下ろして北海道1市35区を目指してはどうか
 8. 北方ジャーナルはどうして取材腕章を作らないのか
 9. 国民全体で示し合わせて定額給付金を話題にしないようにすれば、
   「あ、そう?」とばかりに政策撤回できるんじゃないか

 以上にプラスアルファを考えております。当ブログの「HJアンケート」の総投票数が50を超えましたら連載開始が検討されますので、ポチッとよろしく。(ひ)


Posted by 北方ジャーナル at 09:49│Comments(2)
この記事へのコメント
「酒は呑んでも呑まれるな」と申しますが、何を言っているのかよく分かりませぬ(笑)。塩辛1瓶を肴に2日で1升とはチト多すぎるのでは…。要はNHKの悪口の予告編なのか酔っぱらいの戯れ言なのか。メタボ注意報発令でございます。
Posted by 真夜中のカウボーイ at 2008年11月24日 11:53
 夕刻にすでに酔っていて恐縮なのですが、浅学の私とて大学の同窓などがガバチョといるNHKに対し、単純に悪口を申そうとは考えておりませんし、そもそも短兵急にそうした言動を取る利害関係もありません。
 ただ、NHKが放送法により、テレビ設置世帯などからすべからく受信料を得られる法人と定義されるならば、かの法人が取得した著作権・版権その他財産もすべからく公益目的に受益者(=テレビ設置世帯など)に還元されるべきものと考えますが、いかがでしょうか。
 しかるに、かつて衛星放送に受益者を誘導すべくサッカーW杯の放映権を買ったものの、総合放送で放映しないのは何故かとの指弾を受けて方針を微妙に転換したこともある件の法人は、HP内の「NHKオンデマンドBLOG」でこんな眠たいこと(http://www.nhk.or.jp/nhk-ondemand-blog/100/12286.html)を言っています。
 詳しくは酔談で述べていきたいのですが、本来は文化の担い手として通時性・共時性を持つ映像・音源を広く収集・発信すべき「みなさまのNHK」が、いわゆる権利に対してこんな意識では困るわけです。
 この問題を突き詰めていくと、日本における複雑怪奇な権利関係が浮き彫りになり、文化貧国・日本の実像が露になるように思うのです。
Posted by (ひ) at 2008年11月24日 17:19
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