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2008年11月07日

ムネオ「大地」、民主と道内全区で選挙協力決定!

ムネオ「大地」、民主と道内全区で選挙協力決定!
選挙協力決定で握手する4人(写真左から連合・高木剛会長、民主党・小沢一郎代表、新党大地・鈴木宗男代表、民主北海道・鉢呂吉雄代表)

 新党大地の鈴木宗男代表と民主党の小沢一郎代表、そして連合の高木剛会長が11月7日、札幌市内のホテルで会見を開き、次期衆院選道内区で選挙協力することを明らかにし、協定書に調印した。

 会見で小沢代表は「大変喜ばしく、また力強く思う。総選挙はいつかはまだわからないが、私自身は必ず近いうちに実施せざるを得なくなると考えている。お互いの協力関係をテコにして、何としても北海道から日本の政治を変える意気込みで、今後とも力を合わせて全力で頑張って参りたい」と感想を述べた。
 
 鈴木代表は「11月7日は、親友の松山千春さんの父の命日。私の頭づくりというか、予想では10月30日解散、11月30日投票の選挙はありうべしだと思っていたが、世論調査の数字を見て、選挙が先送りされたことを考えると、ちょっと身勝手な判断で、国民の目線に合っていない。私は選挙はいつあってもおかしくないという考えでいた以上、ここで小沢代表さんのご理解を頂きながら、お互いにやっていくことに決めた」と説明した。
 
 記者団に配布された、民主・連合と大地間の協定書によると、
 
(民主―大地)

(1)民主党と新党大地は、第45回衆議院選挙において、「官僚主導の中央集権から地方主体の分権型社会」への転換、「格差を是正し、誰もが安心して暮らせる社会」の構築をめざし、人が人らしく生活する新たな政権の実現の為、力を合わせてともにたたかう。

(2)民主党は、比例代表選挙北海道ブロックにおいて、新党大地の議席増に全力をあげる。

(3)新党大地は、北海道の小選挙区選挙において、民主党公認候補の当選に全力をあげる。

 更に補足として、民主党は大地の掲げるアイヌ民族の権利確立、ロシアとの関係強化、郵政民営化の見直し、食糧基地としての北海道の重要性・一次産業の確率といった政策についても、全面的に協力していくとしている。
 
(連合―大地)

(1)連合並びに新党大地は、お互いの立場を尊重しつつ、「官僚主導の中央集権から地方主体の分権型社会」への転換、「格差を是正し、安心して暮らせる公正な社会」の構築をめざし、人が人らしく生活する新たな政権の実現のため、共に力を合わせる。

(2)この北海道において、恵まれた豊かな大地・自然環境の中で、働く者を中心とした互いの尊厳を保つ福祉型社会の実現のため、公平な労働条件、公正な労働基準を確立し、安心して働けるためのセーフティーネットの拡充に努める。

(3)原油高・物価高から生活を守り、少数者の富を擁護する政治から、多くの生活者の幸せを追求する政治への転換を図る。

 以上の実現に向け、連合は政見交代のため新党大地と連携を強化する。連合の政策実現のための具体的な課題については、十分な協議を行ない、合意形成に努めるものとする。
 
 としている。
 
 会見後に記者団を囲んで行なわれた、いわゆる「ぶらさがり」で鈴木代表は「私は今でも年内解散はあると思っている」と話し、昨年から自民党・伊吹文明前幹事長、古賀誠選対委員長などを中心に進められていた、同党との選挙協力について「北海道では7区の候補者を決める際に、選挙協力を申し込んでおきながら、一言の相談もなかったですね。この武部さんのやり方というのは。これはやっぱり不信感を持ちました。この点私は古賀選対委員長に率直に言ったら、これは本当に申し訳なかった、という話でした。
 あと、今津道連会長からは熱心に、選挙協力の話は来ましたよ。今津さんとも今朝、話をしましてね、なぜこういうことに至ったかということについて、7区の例も出さして(説明させて)頂きました。「今津さんは熱心だったですよ、しかし他の自民党代議士はどうでしょうか」と言ったら、今津さんは率直にですね、「そう言われたらそうですね」ということでですよ、ご理解を頂いた、ということです」と語り、今月2日に行なわれた釧路市長選の結果なども影響したことを認めた。(ご)


Posted by 北方ジャーナル at 19:09│Comments(0)
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