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2008年10月30日

手づくり映画祭、北大で開幕!

手づくり映画祭、北大で開幕!
クラーク会館では、日常的に映画が上映されていたこともあるという――“もぎり”の跡

 10月30日夕、北海道大学クラーク会館(札幌市北区)で同大の学生らが運営する映画祭「クラークシアター2008」(北大映画館プロジェクト実行委員会2008主催)が開幕、国内外の名画や単館系作品の秀作、地元監督の封切作など22作品の上映が始まった。北大構内に常設映画館の設置を目指す実行委らは、学生や地域住民など多くの来場に期待している。

 同映画祭は一昨年秋にスタート。毎年1回、4日間前後の日程で大学の中に“小さな映画館”をつくる試みで、学生が中心のボランティアスタッフらが運営に取り組んでいる。映画黎明期の名画からアマチュア監督の意欲作まで、ジャンルを問わず個性的な作品を多数上映し、映画マニアならずとも幅広く楽しめるイベントとして定着してきた。昨年は、現役活動弁士の佐々木亜希子さんを招いて無声映画を上映するなど、巷の映画館やシネマコンプレックスとは一味違った趣向で話題を呼んだ。

 開催3年目の今年は、ジャズの生演奏を盛り込んだ無声映画の上映や、北大出身の監督・島田英二さんの最新作の封切上映など、前回にも増して多彩なプログラムが用意されている。30日午後6時半の開幕直前まで準備に奔走していた実行委員長の木村花菜さん(22)=北大教育4=は、「映画を通じて、学生を含めた地域の人たちが気軽に交流できる場をつくりたい」と、多くの来場を呼びかけている。

 本誌12月号(11月15日発売)掲載の人物紹介企画「Close Up」では、木村さんが映画祭に懸ける思いを語ったインタビューを採録する予定だ。


開幕準備の模様をレポートしてくれた実行委員長の木村花菜さん


 映画祭は11月3日まで、北大クラーク会館地下1階「講堂」で。1作品につき前売り400円、同当日500円。活弁作品は前売り700円、当日800円。全日フリーパス2500円。プログラムなどの詳細照会・問い合わせなどは、同事務局ウェブサイト参照。 (ん)


Posted by 北方ジャーナル at 18:52│Comments(0)
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