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月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 冬将軍間近、ホームレスら一時の休息

2008年10月26日

冬将軍間近、ホームレスら一時の休息


札幌市職員のほか、学生などのボランティアスタッフが運営に参加した

 25日夕、札幌市中央区の旧豊水小学校体育館で同市主催の「ホームレス総合相談会」が開かれ、市内の路上に寝泊まりするホームレスたちが炊き出しの豚汁などに舌鼓を打った。本年度の総合相談会はこの日で4度目で、9月27日に開かれた健康相談会の結果通知の場を兼ねたもの。健診を受けた12人中8人が会場で結果を受け取り、市職員らから健康維持に関するアドバイスを受けた。残る4人のうち2人が生活保護を受給し、2人がなんらかの事情で会場に顔を出さなかった。

 市に協力する形で運営に参加したNPO法人ハンド・イン・ハンド(同中央区・佐藤至英代表)が温かい豚汁やお握り、菓子パンなどの炊き出しを手がけたほか、北海道の労働と福祉を考える会(北区・木下武徳代表)が来場者を対象にアンケート調査を実施した。また南区の理容業・折川佳佑さん(69)が無償で散髪サービスを引き受け、14人の調髪を手がけた。冬物衣料の提供やビンゴ大会なども行なわれ、厳しい寒さの到来を前にひと時の休息を得たホームレスたちの談笑する姿が、会場のあちこちで見られた。

 市主催の取り組みとしては年度内最後となり、今回の参加者の多くが市内の路上で冬を越すことになるとみられている。JR札幌駅周辺で過ごしている路上歴9年の男性(48)も、その一人。昨年12月から路上支援雑誌「ビッグイシュー」の販売員となり、今月までに約3万円の預金ができたが、路上を脱してアパートなどに住むにはまだ蓄えが足りない。「春までにはなんとか敷金ぶんぐらい貯めて、屋根のある部屋を確保したい」と話し、衣類提供コーナーで冬に向けての備えに励んでいた。

 労働と福祉を考える会などの有志39人が9月13日に行なった人数調査では、札幌市内で計108人のホームレスが確認されている。 (ん)


Posted by 北方ジャーナル at 10:57│Comments(0)
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