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2008年10月23日

次世代の北方型住宅とは

次世代の北方型住宅とは 光熱費を80%削減できる次世代の北方型住宅として、いま注目を集めているのが「CHEER HOME」(チアホーム)だ。

 自然対流式(パッシブ)換気システムと太陽光発電システム、床下蓄熱暖房を組み合わせたオール電化住宅である「CHEER HOME」に関しては、大平洋建業株式会社(札幌市・佐藤芳郎社長)と株式会社拓建築設計事務所(札幌市・天谷一男社長)、株式会社アクアグレース(札幌市・小仲美智子社長)の3社が連携して事業展開する設計・施工・販売のスキームが、7月25日に経済産業省の「異分野連携新事業分野開拓計画」の認定を受けている。

 省エネ・省コストな住宅として開発された「CHEER HOME」は、灯油暖房と比べて最大80%の光熱費を削減できる点などが、燃料費高騰のなかで大きくクローズアップされている。動力のいらない屋内換気が常時働くことから、屋内に温度ムラができず、さらにシックハウスなどに配慮した快適な住空間が実現できることも特長に挙げられる。

「CHEER HOME」の核となるのが、北大大学院工学研究科の繪内正道教授の指導のもと、道立北方建築総合研究所(旧寒地研)と北海道電力総合研究所の共同研究で誕生した自然対流式(パッシブ)換気システムだが、この技術を中心に「CHEER HOME」に対する理解を深められる無料の公開講座が、10月25日(土)を皮切りに道立道民活動センター「かでる2・7」で3回にわたり開催される。

 マイホームの購入や建て替えを検討している人は、下部のパンフを参照の上、無料講座にぜひ足を運んでいただきたい。

 問い合わせは、大平洋建業(TEL 011-584-3071)まで。(ひ)
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Posted by 北方ジャーナル at 18:44│Comments(0)
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