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2008年10月17日

新型「オデッセイ」に試乗!

新型「オデッセイ」に試乗!

 昨日16日に発表され、本日17日から全国のホンダカーズで発売開始されたばかりの新型「オデッセイ」に試乗してきた。

 94年に登場した初代オデッセイといえば、ミニバンカテゴリーを開拓した大ヒット車。ミニバン市場が成熟するなか、03年にフルモデルチェンジされた3代目からは、低床低重心の独自技術を生かしたスポーツミニバンにシフトし、巷にあふれる「カッコだけスポーティ」のミニバンとは一線を画した魅力を放ってきた。それが4代目になってどう進化したのか。これはもう、クルマ好きなら試乗せずにはいられません!

 筆者が出向いたのは、東区の旧石狩街道沿いにあるホンダカーズ札幌 の麻生店。この周辺は数多くのディーラーが軒を連ねる札幌市内有数のディーラー激戦区だが、実は筆者、この麻生店とは10年以上のお付き合い。なにせ、携帯電話の登録名はいまだに「ホンダプリモ北札幌 麻生店」となっているのである。

 麻生店に到着すると、そこにはすでに試乗車の姿があった。新型オデッセイは「M」「L」「「Li」「アブソルート」の4グレード構成で、ハイパワー仕様にチューニングされた「アブソルート」を含めて全グレードとも2.4L DOHC i-VTECエンジンを搭載している。ミッションはFFがCVTで、4WDと「アブソルート」が5AT。麻生店には試乗車として「M」と「アブソルート」(ともに4WD)が用意されていたが、筆者がチョイスしたのはベースグレードにして最多販売グレードとなるであろう「M」だ。

 さて、期待の新型オデッセイ。外観を見る限りではフロント回りなどがより精悍なイメージに変わったほかは、先代から大きく変わった印象を受けないが、試乗に同行してくれた同店営業チーフの渡辺伸吾さんによれば、「燃費の向上や足回りの強化などが最大のポイントですが、実はかなり細部にわたって走り、使い勝手ともに『熟成』されているんですよ」とのこと。

新型「オデッセイ」に試乗!
先代と同様、3列目シートを格納すると広大なラゲッジスペースが

 細かなセールスポイントは、ホンダのホームページや自動車専門誌を参照いただくとして、単なるクルマ好きな雑誌記者である筆者にもすぐに分かったのは、さらに出来が良くなったシートだ。腰痛持ちの筆者にとって、シートの座り心地はクルマに求める重要な要素なのだが、ホールド感バッチリで適度な硬さを持つシートは嬉しい限り。う~ん、走りの方はどう変わったのか、早速公道へGO! なのです。

新型「オデッセイ」に試乗!

 冬場は凍結路面での走行を余儀なくされる北海道。渡辺チーフによれば、道内のオデッセイユーザーの約8割が4WDを選択しているそうだが、今回の試乗で意識して試したのが凍結路面を想定した極低速スタートだ。この点、オデッセイのi-VTEC&5ATは実に素晴らしい。クリープから滑らかに加速、あとは変速ショックを感じさせないままモーターのようにエンジンが回る。

「たぶん、長距離ドライブで峠などを走ると足回りの良さをさらに実感できると思います。ロールがかなり抑えられているので、運転して楽しいし疲れない。結果、同乗者の方にも優しいんですよ」(渡辺チーフ)

 スポーツミニバンでは弟分にストリームがあるし、多人数乗車での快適性を重視したミニバンでは下にステップワゴン、上にエリシオンがラインナップされているが、「運転する気持ち良さ」という点でオデッセイはやはり別格。3列目シートを格納すれば広大なラゲッジスペースができるので、日頃はスポーツワゴン的に使える辺りも◎。いや、マジで欲しくなりました。

新型「オデッセイ」に試乗!
「アブソルート」の試乗車も用意

 今回の試乗でお世話になった麻生店は、11月22日に新店舗に移転する。この週末は、ホンダカーズ札幌でオデッセイを体験しよう!

ホンダカーズ札幌 麻生店
東区北44条東1丁目2-1 tel 011-721-4101

新店舗(11月22日オープン)
東区北38条東1丁目3-5 tel 011-751-9301


Posted by 北方ジャーナル at 18:15│Comments(2)
この記事へのコメント
このガソリン高と不景気で、ミニバンとか3列シートという言葉を聞いだけで、拒否反応しまうオイラですが、ニューオデッセイは良さげですね。Vテックは燃費がいいと聞いてましたが、データが載ってなかったのが残念でした。今度はロングランテストなんてどーですか。
Posted by 真夜中のカウボーイ at 2008年10月17日 23:26
 スペックや先進機能の数々はメーカーホームページでご覧下さいというワケなんですが、乗り味は本当にいいですよ。あとは、もうちょっと価格が安ければ…。
 自然吸気のi-VTECは極低速〜高回転までナチュラルなので、凍結路面でもパワーの加減をし易い。ホンダのエンジンは「スポーツ」が強調されがちですけども、北海道のユーザーにとっては「日常」の部分で恩恵が大きいんじゃないでしょうか。
 車の根幹は「走る・曲がる・止まる」という基本性能ですから、車選びの際にはカタログ上の数字に騙されず、自分の感覚を信じて試乗して決めた方がいいと個人的に思います。
Posted by (ひ) at 2008年10月18日 07:53
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