さぽろぐ

新聞・ニュース  |札幌市東区

ログインヘルプ


 › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 「次郎長三国志」でマキノ監督が来札

2008年09月06日

「次郎長三国志」でマキノ監督が来札

「次郎長三国志」でマキノ監督が来札

 9月20日から全国ロードショーされる『次郎長三国志』のプロモーションのため、マキノ雅彦監督と主演の中井貴一さんが9月2日に来札した。

 東海道一の大親分・清水次郎長を主人公とした日本映画はこれまで数多く作られてきたが、日頃は名優・津川雅彦として活躍するマキノ監督が挑んだのは、叔父である巨匠・マキノ雅弘監督の大ヒットシリーズのリメイクだ。

 前シリーズへの出演経験を持つマキノ監督は、チャンバラの迫力で魅せる痛快娯楽時代劇に、次郎長と恋女房・お蝶の恋愛ドラマの要素をプラスすることで、ひと味異なる『次郎長三国志』を創り上げた。

「次郎長三国志」でマキノ監督が来札
(C)2008「次郎長三国志」製作委員会

「大ヒットシリーズの撮影裏話を含めて、僕が一番この作品を知り尽くしている。作品に対する愛情も誰にも負けないし、だから『次郎長三国志』をリメイクするなら僕だろうと」(マキノ監督)

「なぜ清水次郎長が現在まで映像化され続けているといったら、それは理屈や何かじゃない。キャラクター揃いの子分衆に慕われる次郎長の統率力と男に惚れられる魅力、そして任侠一家でありながらも勧善懲悪を貫く美学が、日本人のソウルに合致するんじゃないかと思います」(中井さん)

「次郎長三国志」でマキノ監督が来札
(C)2008「次郎長三国志」製作委員会

 お二人には、公開間近の『次郎長三国志』の魅力を大いに語っていただいた。一般の情報誌なら、こうした映画紹介記事は監督やキャストのコメントを少々と、他はあらすじで構成するところだろうが、そこは「元祖書き込み系」の本誌のこと。日本を代表する名優であるお二人に映画論から演技論、現代若者論まで限られた時間であれこれ聞かせていただき、異例のロングインタビュー形式で北方ジャーナル10月号(9月15日発売)に収録することにした。

 それにしても、お二人の映画に対する愛情は熱い。映画づくりの話題を通して、モノづくりの素晴らしさが伝わってくる。絵に描いたような豪放磊落タイプのマキノ監督と、スターでありながら周囲への気配りを忘れないジェントルマンの中井さん。世代を超えて尊敬し合うお二人の「深い話」をぜひお読みいただきたい。(ひ)


Posted by 北方ジャーナル at 10:10│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
削除
「次郎長三国志」でマキノ監督が来札
    コメント(0)