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2008年08月30日
石井栄三のサハリン・ライブレポート(その4)
稚内のミニコミ誌「市民の声」の編集・発行人で本誌の現地特派員(?)としてもお馴染みの石井栄三さんが、8月28日から9月2日までの日程で、ロシア・サハリン(旧樺太)のコルサコフ市(旧大泊)を訪れている。滞在中、リアルタイムで現地の様子を本ブログで伝えてくれることになったので、折にふれてアップしていくことにしよう。題して「石井栄三のサハリン・ライブレポート」。
またまた最新報告が到着しました。(その4)では、石井さんの目はサハリンの人々の暮らしに目を向けられているようです。
またまた最新報告が到着しました。(その4)では、石井さんの目はサハリンの人々の暮らしに目を向けられているようです。
【8月30日/石井コメント】
ホテルで結婚するカップルと逢いました。幸せいっぱいの様子ですが、結婚後まもなく離婚する夫婦もたいへん多いそうです。男は呑み助で嫁さんに愛想をつかされるケースが多いとの事です。女性の社会進出が容易なことも影響しています。
豊かになったと言われるサハリンですが、生活スタイルは以前と変わらないものが多いようです。路上販売もその一つです。カニを売るスタイルは変わりませんが、価格と大きさは大違いです。1kgくらいの小さなタラバガニが2000円もしました。それでも産地に近い町まで買い出しに行く人がいます。高いけれど家族が食べたいと言うので、との理由です。やはり豊かになったことは間違いないようです。生活用品や食料品もみんな激しく値上がりして、まさに狂乱物価状態です。
サハリンでは、結婚の誓いを様々なカタチで表します。木の枝に掛けられた無数の鍵もその一つです。禁酒の約束にワインボトルを割って見せますが、なかなか約束が守れないで奥さんに叩き出されるダメ亭主が後を絶たないようです。
Posted by 北方ジャーナル at 18:30│Comments(0)
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