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2008年08月07日

「みついし海浜公園」にて

「みついし海浜公園」にて

 先日、キャンプに行きたいという話題を書いたが、海辺のキャンプで個人的にオススメなのが、新ひだか町の旧三石町エリアにある「みついし海浜公園」である。

 まず、ロケーションがいい。鵡川から襟裳岬に至る国道235号線は眺望の変化が実に豊か。小樽~積丹~岩内をめぐる国道229号線ルートや札幌~石狩~留萌の国道231号線ルートと並び、美しい海岸線を楽しめるドライブコースで、名称の由来はさておき「黄金道路」と呼ばれるに相応しい景観を誇る。

 また、「みついし海浜公園」のキャンプ場自体も、堤防で包まれた穏やかな海、手入れの行き届いた芝生のキャンプサイト…と、料金がチト高い点を除けば満足度が高い内容を持つ。昼間はさんざん遊び、夕暮れにバーベキューを楽しんだら、【写真】のみついし昆布温泉「蔵三」で汗を流せる点も高ポイントだ。道の駅「みついし」では、地元の方々がこぞってお土産に薦める「三石羊羹」まで購入できる。

「みついし海浜公園」にて ところで、道の駅「みついし」を訪れた人にぜひとも寄ってほしい施設が、道の駅の敷地内にある。あえて施設名は書かないが、建物の立派さと裏腹にいつも閑散としている某館だ。内部には三石町が輩出したサラブレッドのほか、ブランド牛「みついし牛」の紹介パネルなどがあるが、これは必見だろう。美味しそうな牛肉の写真とともに、肉塊と化す前の牛くんの在りしの姿が展示されて、諸行無常についてしみじみ考えさせてくれる。

 筆者はここに来ると、中学時代の愛読書だった中原中也の「在りし日の歌」を読み返したくなります。(ひ)


Posted by 北方ジャーナル at 10:20│Comments(0)
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