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2008年07月18日

飯島夕雁「後援会発会式」で「骨を埋める」覚悟

飯島夕雁「後援会発会式」で「骨を埋める」覚悟
 7月17日、岩見沢市で「飯島ゆかり岩見沢後援会設立総会」が開かれ、会場には支持者ら約150人が集まった。

飯島夕雁「後援会発会式」で「骨を埋める」覚悟 飯島夕雁衆議(自民党)といえば、2005年のいわゆる「郵政選挙」で元東京都青ヶ島村教育長から北海道10区(空知・留萌)に出馬した「小泉チルドレン」。地元とは縁もゆかりもない(名前は「ゆかり」だが)、いわゆる「落下傘候補」として選挙に挑み、比例復活で当選した。

 全くの新人、しかも遺恨渦巻く中での活動には人知れぬ苦労もあったが、「新・現場主義」のキャッチフレーズで積極的に地域を回り、確実に支持層を広げている。

 飯島議員は昨年秋から、選挙区内の市町村単位で後援会組織を着々と立ち上げている。今回の岩見沢(栗沢、北村地区含む)が25カ所目となり、さらに滝川市などでも設立準備が進んでいるという。

飯島夕雁「後援会発会式」で「骨を埋める」覚悟
 この日は渡辺孝一岩見沢市長も応援に訪れ、

「現在の国の状況を見ると、自民党に厳しい風が吹いていることを感じる。道庁も石油の高騰などで大変苦しい状況にあり、嵐田副知事も頭を痛めていた。ここは全道のみならず、市町村会も含めたオール北海道で要望していかなければ、この冬は乗り切れないんじゃないかというお話もありました。公共施設もそうだが、燃料が必要な農業漁業の方々、さらに運送業や公共交通機関の方々など、いろんな石油製品に関わる方々が大変だ。
 ぜひ飯島先生には身体を張っていただいて、福田総理にここが決断のし時だと。まあ、私が言うと岩見沢市の交付税減らされると困るんで、『空知管内25市町の全員が言ってた』と、地域の声を届けていただきたい」

 とエールを送った。

 飯島議員は、

「私は北海道に嫁いできたと思っています。昨年夏には東京から両親を呼び寄せまして、今は家族で岩見沢市内に居住しています。父は数年前に頸部リンパ節がんにかかって手術しましたが、北海道で一冬を越しました。最初に雪を見た時、両親は大変びっくりしていました。東京にいる時、父は発語も良くなかったのですが、最近はしゃがれ声でよくしゃべるようになりました。
 両親は『岩見沢に来て良かった』と喜んでおります。私は『そうだよ、北海道は空気もいいし、病気もきっと良くなるよ』と言っておりますが、家族全員、北海道に骨を埋める覚悟でおりますので、どうぞよろしくお願いします」

 と語り、深々と頭を下げた。

 一部には「骨を埋める気あるか」と攻めた他党のオジサンもいたものだが、飯島議員はこれで名実ともに「北海道民」として、来たるべき衆院選に挑むことになる。

 世の中には珍発言でマスコミが群らがったのを「実力」と勘違いし、地域回りもせずに「黒幕」の力を借り、「公認するのは党の勝手」などとうそぶく輩がいたとかいないとか、もうその名前も忘れてしまったが、厳しい状況が続く北海道で、そのような者に投票する人間などいないのである。こういう厳しい中であるからこそ、足を使って地道に、着実に支持を増やしていくことの大切さ。訳のわからぬチンドン屋まがいが跋扈する政界において、その真摯な姿勢はさわやかに映った。

 他にも様々な注目情報がありますが、ここでは書きません、書けません。詳しくは8月15日発売の「北方ジャーナル9月号」までお待ちください。(ご)


Posted by 北方ジャーナル at 01:43│Comments(1)
この記事へのコメント
新人も当選してから化けの皮がはがれる輩と本当の政治家に「化ける」タイプに分かれますが、飯島センセイは後者の方かとお見受け致します(願いも込めて)。地域を大事にする考えはよく分かりますが、であれば自民党に居続ける意味はあるんでしょうかね?
Posted by 真夜中のカウボーイ at 2008年07月18日 09:02
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