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2008年07月03日

「北海道開発局とは何か」

「北海道開発局とは何か」 本書が出版されたのは03年10月である。
 北海道開発庁がどのように生まれたのか――。
 戦後の革新道政を担った田中敏文知事と、官選で選ばれた初代の増田甲子七長官との間には、石炭や食糧をめぐるGHQの思惑を背景に、内務省と農林省、道庁と開発庁の文字通り壮絶な戦いがあった。
 冷戦時代を通して、アメリカが北海道をどう見ていたのか。
 米ソの戦略的なパラダイムの中で、北方領土を質種にした外交の絶縁状態が、なぜ今まで続いてきたのか。注意深く本書を読むと、「北海道」が背負わされた地政学的な悲劇が浮かんでくる。「二重行政」の歪みとして浸透した官製談合について、福田康夫首相がサミットを目前にした時期に、苦言を呈したのも故のない話ではない。
 温故知新の譬えにならい、北海道開発局が発足した経緯をふり返り、道庁が担うべき今後の役割について一考するための良書である。(ぢ)

(寿郎社刊 2300円+税)





Posted by 北方ジャーナル at 22:28│Comments(0)
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