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2008年06月01日

石狩市の生協は活況

石狩市の生協は活況

 不思議に思うのだが、石狩市花川北にある生協は、いつ通りかかっても駐車場が満杯に近い。土日は警備員が車の出入りを誘導する姿が見られる。同地区に住む同僚によると、年金の支給日や給料の出た週末は、とりわけ混むという。「お年寄りはオロナミンCを買ってるようです」と言う。
 ポイントが増えるメリットは確かにあるかもしれない。しかし、驚くような目玉商品がチラシに載るわけでもないし、他のショッピング・センターと比べて、各段の有利性があるようには見えないのだが……。試しに店内のフリースペースでしばらく観察したところ、自転車に乗れずに補助車?を押して歩く年配者が多いことに気がついた。自動車や自転車ではなく、手提げで買えるものだけを買う、という歩ける距離に住む方々が相当数いるのだろう。
 花川北にある生協の周辺は、同市の中でも高齢化が進んでいる。小学生でにぎわう樽川地区とはまた別な様相を呈しているのである。いずれにしろ、客足が伸びれば商品の回転もよくなり、鮮度のよい品物が並ぶ好循環が生じる。「安さ」を売り物にする戦略も、今後は地域性を反映したものになるだろう。(ぢ)


Posted by 北方ジャーナル at 12:58│Comments(0)
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