月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ

　先日、帯広へ取材に行ってきた。記者は帯広へ行くのが初めてであり、予備知識はゼロに近かった。
　
　帯広名物といえば、タレをからめて炒めた豚肉をのせた「豚丼」だろう。JR帯広駅前にある有名店「ぱんちょう」の駐車場には観光バスが並び、写真のように観光客が行列をつくっていた。しかし残念ながらのんびり行列に加わるわけにもいかず、駅のエスタにある「ぶたはげ」（なかなか凄いネーミング）で、持ち帰り用の「特盛り6枚入り」（写真）というのを購入し、ホテルで食べることにした。
　
　濃厚で柔らかな豚肉の旨み。焼けた醤油ダレのいい香りが食欲をそそり、ご飯も粒がしっかり立っている。なるほどこれはうまい、と偶然帯広に来ていた十勝出身の編集者A氏に感想を話すと、「それは駄目だよ。豚丼はやっぱり『ぱんちょう』で二時間でも三時間でも並んで食べないと」とおっしゃる。そうかそれは惜しいことをしたなと思いつつ、次回の帯広行きでぜひ挑戦してみよう、と心に誓ったのであった。
　
　会社に戻ってからも、やれどこがうまい、あっちがどうだ、とグルメ揃いの記者達が持論を展開する。好みは人それぞれだとは思いますが、帯広で「おすすめの豚丼」といえば？　（ご）