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2008年05月22日
寺島実郎氏の講演会
5月21日、札幌市中央区のパークホテルで「北海道のCO2削減と天然ガス普及促進の集い」(主催・財団法人日本ガス協会北海道部会)が開催された。
この日の基調講演では、(財)日本総合研究所会長と(株)三井物産戦略研究所所長を務める寺島実郎氏が、「エネルギー・環境問題への戦略的視点」と題して、グローバルな視点から北海道洞爺湖サミットに向けた諸問題を解説した。
原油先物が130ドルに迫り、ゴールドマン・サックスが200ドルを目指す予想を出すなど、市場の需給に関係のない投機マネーが、瞬時に世界を駆け巡っている。
本誌でも取り上げたが、天然ガスはCO2削減の切り札であり、今後のエネルギー政策のカギを握る資源となる。寺島氏の指摘は、世界の動きを俯瞰する指標を積み上げてきたものであり、北海道の将来を考える上で示唆に富むものだった。(ぢ)
Posted by 北方ジャーナル at 07:30│Comments(0)
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